白亜さん
のうた一覧
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姿を消すほどに焼かれた いくつもの いのちの上に いま立っている
平成二十一年八月五日
5
久しく広島に行ってませんが。 ...
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城の如く 構える雲の凹凸に わずかにとどまる 夏の夕焼け
平成二十一年八月五日
5
入道雲を見ると夏だなぁと 思い...
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貴方への想いは 空に託そうか 甘くとけゆく 果てなき茜
平成二十一年八月十四日
5
届けようがないなら、いっそ。
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今日できた傷から 新たな芽がでるはず 生きていくのは そのくり返し
平成二十一年八月二十三日
5
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君といた頃を 後ろに感じながら てくてく歩く 夏の陽浴びて
平成二十一年八月二十三日
5
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吾の海が だれかの涙とつながってる 気づいた瞬間に 世界を知った
平成二十一年八月二十五日
5
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うなだれて 考え込んでいるみたい 今年の役目を終えた 向日葵
平成二十一年八月二十八日
5
元気よく咲いていた向日葵ですが ...
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相談に やさしく応じる距離がいい 苦労を分かつ仲でいるため
平成二十一年十一月八日
5
異性の同僚って優しいけど 距離...
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柔らかな花びらの奥に秘められた 秘密とともに咲く 甘く 淡く
平成二十一年十一月二十八日
5
歌のもとになった薔薇のはなの ...
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少年が大志を抱きし時代の空 天を目指して 想いは駆けぬ
平成二十一年十二月十二日
5
ドラマ「坂の上の雲」を見ていて。...
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唐突に変わる空の色に戸惑いを覚えるがごとき きみの去り際
平成二十一年十二月三十一日
5
やわらかい感覚で詠まれた歌 の...
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君よ 傷つくことを怖れずに咲け この世の何たるかを知る花となれ
平成二十二年二月十六日
5
アリシア・キーズのアルバム 「...
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つかの間に飛びし空の雲間に潜む 僕らの時代は 空の生贄
平成二十二年二月十九日
5
サン・テグジュぺリ「人間の土地」...
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想ひだけ 重ね重ねて 八重櫻 内に包むは 小さなはじまり
平成二十二年四月三十日
5
出会ったときの気持ちを 芯にし...
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いまここに わたしが在るということを 教えてくれる貴方の腕
平成二十二年五月二十八日
5
触れられる、という感覚のなかで ...
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君からの ことばの雫が落ちてきて 心の水面に 波紋を描く
平成二十二年八月一日
5
うたのわに来るのも 久しぶりで...
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私だから詠める歌もあると気づき 朝顔に溜まった露も輝く
平成二十二年八月八日
5
しばらく歌から離れていたのは ...
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許された七日はせめて自由にと 軍手の中から 戻れ 夜空へ
平成二十二年八月八日
5
夜中に蝉が迷い込んできたので ...
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闇のなか いびつな月の傾きは 満ちざる故の 不安の輝き
平成二十二年八月二十二日
5
欠けたものには欠けたときの 価...
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痩身に抱えた苦痛は如何ほどか 去ると聞いて 安堵するとは
平成二十二年八月二十七日
5
細い身体でよく働き、今の職場で ...
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