白亜さん
のうた一覧
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鳴る神の音の轟く遠つ空 雲の深みに罪ひとつあり
平成二十五年八月三十一日
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刹那のひかりに浮かぶ日の遠し
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落ゆる汗のちひさき斑はや失せぬ 小路の影のいよよ深しも
平成二十五年七月十五日
11
影深みなにを隠さむ夏の路
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傷あとのごと続きたる路地裏に降りくる音色を紫陽花と聴く
平成二十五年七月五日
6
いくつもの細い傷あとたどったら ...
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雲の間にゆるりと出でて月を浴み つばさなき背のはつか透きゆく
平成二十四年十二月一日
9
いつまでたっても 飛ぶことがか...
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触ればつといたみのはしる月のいろ冬の真中に異物を抱きつ
平成二十四年十二月一日
8
深い深い真夜の闇。 闇にとって...
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冬の夜の路上に棄てたぬいぐるみ 足あとの上に闇をこぼして
平成二十四年十一月二十一日
5
かわいかったぬいぐるみが ぼろ...
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消えながら在るといふこと アクリルの閾にその身を映す胡蝶の
平成二十四年十一月二十一日
6
ナフタリンでできた蝶は次第に崩れ...
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しろき蝶 夜にだけ咲く花のごと闇のあはひに溶け消ゆるかな
平成二十四年十一月二十一日
7
エル・グレコ展と同じく国立国際美...
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燭の灯に白く染めあげられし頬をなぞるまなざしのしづかにとけぬ
平成二十四年十一月十六日
5
人物の描写、とりわけ 表情の描...
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髑髏あり 円きかたちを見つむればうつせみを手に抱きゐるごとし
平成二十四年十一月十六日
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書の上にわれらを見つめる髑髏のひ...
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虚なるまなこに湛ふる音ありてわが身のうちに波紋を描く
平成二十四年十一月十六日
5
絵の中の眼をみていると、 自分...
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青白き頬を染めたる光芒のかげろふなかをしんと歩めり
平成二十四年十一月十六日
5
「エル・グレコ展」に行ってきまし...
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ゆくすゑを問はずや雨つぶ 幾すぢも硝子の上に跡を残せど
平成二十四年十一月十日
12
たどりつく場所があるから 聞か...
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ビル群のラインおぼろげ ほろほろと明日を消しゆく雨の脚かな
平成二十四年十一月五日
16
曇天に滲むばかりの儚さの こと...
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二年を過ぐしし隠れ家の片隅に をとめの日々のかげろひて落つ
平成二十四年十月三十日
8
「アンネの日記」に寄せて 2首...
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摘みとられし若葉のかをり のちの日の頁にそそぐ陽のあらまほし
平成二十四年十月三十日
11
内容を知ってはいても、 すべて...
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雲の波なべて染めゆくゆふかげに 十七世紀の眼は澄みにけり
平成二十四年十月二十一日
12
回廊に佇む一羽の鳥となり 画布...
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白雲のうかぶはざまに筆ありき 空の果たてを拓く指の
平成二十四年十月二十一日
8
マウリッツハイス美術館展、 風...
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まとひしは濃青のひかり 結びあふまなざしの間に炎揺らぎぬ
平成二十四年十月二十日
11
闇の中にうかぶ青いターバンが ...
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誰がための一天なりや 闇ふかき谷にてひかるをとめごの瞳は
平成二十四年十月二十日
7
マウリッツハイス美術館展で フ...
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