もぉりもりさん
のうた一覧
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しなやかにあいつは伸びてバスケットゴールに西陽を投げこんだんだ
平成二十五年九月九日
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鮮やかな車輪止まればほとばしる手榴弾的檸檬の果汁
平成二十五年九月九日
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メルヘンです。
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透きとおるきみとの暮らし 葉がそよぎ 千年分の献立がある
平成二十五年六月三十日
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太陽を投げ込んだあとオレンジの甘さをおもう 夕方のキス
平成二十五年六月二十四日
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ぬるいみず口移しする 海よりもしょっぱい夢に誘いこみたい
平成二十五年六月二十四日
1
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雨粒のなかにたわんだ遺伝子がそっと光ってさびしい身体
平成二十五年六月二十四日
2
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どこだって居場所はあるさこっそりとこの世にくっついてるごはんつぶ
平成二十五年六月十二日
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強すぎるジャンケンのパー いまここで拾う軍手に伝説ありや
平成二十五年六月七日
1
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向かい風吐きそうなほど吹いている つよくなりそうあたしのつむじ
平成二十五年六月五日
2
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傷ついた魚を開くたくましい遺言だらけの赤い食卓
平成二十五年五月三十一日
2
釣ってきた魚、だすね。。これがで...
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やわらかい手をひっぱれば春が来るつぎつぎと来る 眩しい手紙
平成二十五年五月三十一日
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すいません、ひとつ拍手もらってい...
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うなだれた手をにぎりあうこうやって雨にうたれるガラクタとして
平成二十五年五月三十日
5
日々、悲々。でも生きようと思う。
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軟弱な腕をつかめば攫うよう 桜の森で逢ってしまえば
平成二十五年五月三十日
2
なんとなく。。BLっぽい?
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みずうみはとじこめられたうみだからどこにもゆけないふたりがくらす
平成二十五年五月三十日
6
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この部屋に雨のにおいを置いてった男がひらく傘は重たい
平成二十五年五月二十九日
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いまはみんな傘軽いですね。昭和の...
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はつなつのペダルを強くきみが踏むわたしは風を抱きしめている
平成二十五年五月二十五日
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自転車、二人乗り、ってわかります...
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千年もあなたを待ったテーブルにやさしい野菜をひろげて眠る
平成二十五年五月二十四日
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ぺんぺんと蒲団たたけば栗の山 おやすみなさい春になるまで
平成二十五年五月二十三日
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「一つだけ言っておきます」が口癖のやつは手ごわい一角獣だ
平成二十五年五月二十三日
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はつなつの元素は静かに溶けていく犬に恋した少女の舌で
平成二十五年五月二十二日
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