もぉりもりさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 暗い風 髪をみだしてさけびをり火にかがられた海のありかを 平成二十六年五月二十六日 4 もっと見る
- 「花畑、つっきって来た」ひまわりの花粉だらけのワンピース脱ぐ 平成二十六年五月二十一日 5 もっと見る
- あたたかいリズムを刻む春の胸おしつけあってもういない人 平成二十六年五月二十一日 3 もっと見る
- 神さまのこえすずしくて風鈴がいっせいに散る秋のはじまり 平成二十六年五月二十一日 3 もっと見る
- 箱の庭わたしは犬であるらしい家族をみんな埋めてしまった 平成二十六年五月十七日 4 もっと見る
- ささやかな希望があったパンドラの箱を畳んで回収を待つ 平成二十六年五月十七日 3 もっと見る
- ささやかな希望はあったパンドラの匣につめたいアイスクリーム 平成二十六年五月十六日 2 もっと見る
- ひきだしの奥で手紙は歳をとる手をとりわたしは散歩へ連れやる 平成二十六年五月十四日 8 もっと見る
- うつくしいちからがほしいいっしんにくだけるあさのひかりをあびて 平成二十六年五月十四日 5 もっと見る
- フィルターは子宮のかたち未生から海を抽出してはまどろむ 平成二十六年五月十四日 2 もっと見る
- 幸せに死ねるでしょうか 青空が眼鏡のふちまで溢れる夜に 平成二十六年五月十四日 6 もっと見る
- らんらんとはだかの朝日がさしているまっただなかで脱衣した春 平成二十六年四月三日 3 もっと見る
- 花時計しおれぬように群青の夏の係りが恋を集める 平成二十六年四月三日 3 もっと見る
- あたたかいパンを挟んだトングほどやさしい道具はありはしないの 平成二十六年四月二日 3 もっと見る
- 春の風ねじったようなスカーフであなたは桜の通りをくぐる 平成二十六年四月二日 7 もっと見る
- 咲きすぎたチューリップからあふれだす愛も蛙も変身譚も 平成二十六年四月二日 3 もっと見る
- 溶けていく砂丘はなんどもよみがえり青い女と獅子が寢そべる 平成二十六年四月二日 2 もっと見る
- 羽を巻き眠る水鳥 ぼくたちの深い枕に浮かびつづける 平成二十六年四月二日 1 もっと見る
- 引力がどんどん引き伸ばされてゆくゆうべ君の髪をにぎった 平成二十六年二月二日 2 もっと見る
- あからさまにきみをみている 瓜売りがうつくしいのはよく知っている 平成二十六年一月二十八日 2 もっと見る
