おおしまゆきこさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- トランクにギュッと詰まった四日間ほどいてまわる水に落として 平成二十五年七月十二日 7 家人が出張から帰宅した翌朝 もっと見る
- たちこめる雲は湿度の落し蓋むしむしむして虫が鳴いてる 平成二十五年七月十二日 6 朝からあついですね… もっと見る
- 遠くある人を想えばしらじらと眠れぬままに朝を迎える 平成二十五年七月六日 17 これは３週間くらい前に詠んだけど... もっと見る
- 星のぞむ軒端に揺れるなよ竹に人の望みはたわわに実る 平成二十五年七月四日 3 もっと見る
- 高速バス高速バスを乗り継いで夫の寝息を聞きに帰る日 平成二十五年七月二日 7 一個前のをよみなおしました もっと見る
- 高速バス高速バスを乗り継いで我のものなる寝息と共寝す 平成二十五年七月二日 4 ただいま日常 もっと見る
- 幼子のように実母の背を洗い歳月という不思議を想う 平成二十五年六月三十日 18 怪我人は入浴出来るほどに快復しま... もっと見る
- 初夏の庭に佇むヒメシャラは俯いて咲き落ちて仰く 平成二十五年六月二十八日 9 うちの実家の庭にあるヒメシャラは... もっと見る
- 転がりて捲る頁に夕暮れが差して俄かに溶け落ちる午後 平成二十五年六月二十三日 6 もっと見る
- 開いたり埋めたり留めたりされた脚ギプスの上から撫でさすりやる 平成二十五年六月二十日 10 お陰様で母の手術は無事に終わりま... もっと見る
- 幾人の視線を受けてきたものか家族待合室の時計は 平成二十五年六月二十日 7 もっと見る
- 手のひらに収まるほどの頭蓋をついと撫でれば猫の目わらう 平成二十五年六月十九日 7 かまってかまってと足元をぐるぐる... もっと見る
- つねひごろ寡黙な猫が「かまって」と「かまって」と鳴く入院予定日 平成二十五年六月十九日 19 母が今日から入院で猫もさみしいよ... もっと見る
- 溺れよとばかりに注ぐ水無月の無情な雨に紫陽花は熟れ 平成二十五年六月四日 7 もっと見る
- 何気ない思い出話の跳弾が急所に当たり死にそうになる 平成二十五年六月一日 22 もっと見る
- 頭しか守れぬ装備笑うよにジーンズの裾濡らす陰雨め 平成二十五年五月三十日 6 膝あたりまで濡れます雨め もっと見る
- 梅雨みどり ラジオをつけてざあざあとノイズ混じりの優雅な雨読 平成二十五年五月二十六日 2 実家の父を思い出しつつ もっと見る
- 「眠り行き最終バス」を諦めてほとりでひとり携帯を読む 平成二十五年五月二十六日 22 眠りの土俵際でうっかりこらえてし... もっと見る
- つつましき春を押しのけ夏が来て嗚呼Ｔシャツを用意しなくちゃ 平成二十五年五月二十五日 14 梅雨が来る前にしなくちゃ もっと見る
- くたびれたプリマがパニエを脱ぐようにバサリと落ちる芍薬の花 平成二十五年五月二十日 32 もっと見る
