おおしまゆきこさん
のうた一覧
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人々の望みをはらむ弱竹は金銀砂子しゃらしゃらと鳴る
平成二十五年八月七日
8
故郷のあたりは今日が七夕なので先...
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もろもろと崩れて溶けてゆくわたし 真夏の昼は影ばかり濃い
平成二十五年八月三十日
8
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肯定も否定もしたくない夜は眠ってしまえ沈黙は金
平成二十五年十二月十三日
8
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オムライス 「ライス」を作り終えたから今から「オム」だよ そろそろ起きて
平成二十六年四月十二日
8
二度寝する夫にひとこと
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家々の影を渡って進む午後 プール帰りのこどものように
平成二十六年八月一日
8
おあつうごさまいますね
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ひそやかな灯り囁く窓辺にてエナメル付きの三日月を踏む
平成二十五年五月十八日
7
探しきれなかったものが唐突に見つ...
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溺れよとばかりに注ぐ水無月の無情な雨に紫陽花は熟れ
平成二十五年六月四日
7
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手のひらに収まるほどの頭蓋をついと撫でれば猫の目わらう
平成二十五年六月十九日
7
かまってかまってと足元をぐるぐる...
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幾人の視線を受けてきたものか家族待合室の時計は
平成二十五年六月二十日
7
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トランクにギュッと詰まった四日間ほどいてまわる水に落として
平成二十五年七月十二日
7
家人が出張から帰宅した翌朝
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高速バス高速バスを乗り継いで夫の寝息を聞きに帰る日
平成二十五年七月二日
7
一個前のをよみなおしました
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黒黒と人の名前が横たわる紙面に落ちた涙を忘れず
平成二十六年二月二十七日
7
実家が宮城県内陸部です。沿岸部の...
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こんにちはさよならまたねありがとう明るく笑う甥は三歳
平成二十六年五月七日
7
かわゆさまっさかり
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目に見える全てが錆びてゆくなかでドウダンツツジばかりがあかい
平成二十六年十一月二十五日
7
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頭しか守れぬ装備笑うよにジーンズの裾濡らす陰雨め
平成二十五年五月三十日
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膝あたりまで濡れます雨め
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転がりて捲る頁に夕暮れが差して俄かに溶け落ちる午後
平成二十五年六月二十三日
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たちこめる雲は湿度の落し蓋むしむしむして虫が鳴いてる
平成二十五年七月十二日
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朝からあついですね…
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目の荒いビーズが空から滝のよに降る音がする夏の終わりに
平成二十五年八月二十六日
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ベランダに蝉の気配
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若き日と同じメニューを乞う人の願い叶えて胃薬を飲む
平成二十五年十二月二十四日
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ゆうべ摂取した油物に胃腸が敗北し...
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今日は私のことがわかるかな?百四歳の祖母の手を取る
平成二十六年五月七日
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ああ、孫だ と思い出して貰えるこ...
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