小林道憲さん
のうた一覧
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雷のとどろく音に雪告げて 青菜の上に霰降りしく
平成二十五年十二月十二日
17
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ひととせの思いを返す木枯らしに招き掛りて京の顔見世
平成二十五年十二月五日
16
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冬鴉枝にとまりて飛び立ちぬ 風に落葉の舞上がるころ
平成二十五年十一月二十七日
12
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在りし日のことどもすべて夢なりき 落ち葉の道を時雨過ぎゆく
平成二十五年十一月十五日
30
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その頃は みまかりし児を思い出す 日差しまばゆい十一月のころ
平成二十五年十一月四日
15
もう、30年も前のことになる。他...
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たのしみは秋の夜長に娘から元気にしてるとメールある時
平成二十五年十月二十五日
19
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葛城の秋の古道に日も暮れて 一言主の社に着けり
平成二十五年十月十八日
22
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さくさくと沓の音のみ響きたり 神遷るらし闇の静けさ
平成二十五年十月五日
63
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影を抱いて また立ち帰る神無月 香りも白し木犀の花
平成二十五年十月一日
11
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涼風は日暮れ時から強まりぬ 鐘の音ひときわ響き渡りて
平成二十五年九月二十四日
15
朝夕涼しくなりました。他の歌につ...
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ふくみ玉ふくみて散りし数々の過ぎし想いに 夕べ降る星
平成二十五年九月十八日
8
若き時の歌。他の歌については、h...
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露に泣く庭の千草に光さし 心悩まし秋になりけり
平成二十五年九月十三日
11
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いにしへの大王の功 大いなり御陵今は木々に覆われ
平成二十五年九月八日
12
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つぎつぎと親しき人のみまかりぬ 夜の秋雨 降り止まずして
平成二十五年九月四日
17
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この丘は奥津城なりき 今はただ耕し尽くし 棚田連なる
平成二十五年九月一日
15
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子供らの忘れしボール 草原に ひとつ残りて夏は終わりぬ
平成二十五年八月二十五日
25
子供たちも、いよいよ宿題の追い込...
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望まずも死は訪れぬ 夏の日の木陰のもとの蝉の亡き骸
平成二十五年八月二十二日
15
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夏の夜の昴またたく空仰ぎ 夜回りしし少年のころ
平成二十五年八月十七日
10
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悔い多き戦さ終わりし夏の日の夕暮れ時の蜘蛛の営み
平成二十五年八月十四日
17
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幼き日の記憶をたどるもどかしさ 花火の音の遠く聞こえて
平成二十五年八月十日
12
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