小林道憲さん
のうた一覧
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つれづれに 古き本をひもとけば 遠き日浮かびぬ 朱く線引く
令和五年七月二十五日
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この前、私の母が105歳で他界し...
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折々にひもとく本の懐しく 遠きあの日に心遊びぬ
令和五年八月九日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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子や孫の休暇に入りて電話くれる 見えるがごとき弾みし声で
令和五年八月十三日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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幼くて逝きし児の末思いつつ 九十年の歳を重ねり
令和五年八月二十二日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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われ受けし老人介護 身にしみて 今日のお話つつしみて聞く
令和五年八月二十五日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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天龍寺 庭園巡れば み仏のお立ちしもとを 水のながるる
令和五年八月二十九日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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病院の窓辺に鳩のつがいきて 首振り合いて 何を語らむ
令和五年九月一日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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愚かしと おのれさげすむ 宵の空 月はいつしか雲に隠れり
令和五年九月七日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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歳老いて ひとり外出をつつしめる 若き日偲び 侘しく思う
令和五年九月十八日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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ヒュルヒュルと咲きのぼりゆくクレオメの 秋の日和を 風に揺れおり
令和五年九月二十四日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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魂が躰のなかで泪する しずかにひととき泣かせてやりぬ
令和五年九月二十五日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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紡ぎたる言葉続かず 指折りて字数かぞえど リズムに乗れず
令和五年九月二十六日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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雨ごとに気温下りて秋深し 惜しみつつ摘む 庭の花々
令和五年十月一日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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秋深く いとしき友の訪うという 髪染め直して 心はなやぐ
令和五年十月十日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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友逝きて 気安く寄る家なくなりぬ 古里の道 落葉踏みしむ
令和五年十月二十日
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6月に、私の母が105歳で他界し...
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穏やかな冬日を背に負いかがみ込み 洗う水菜の緑あざやか
令和六年一月四日
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昨年6月、私の母が105歳で他界...
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春浅き梅咲く庭に佇めば ほのかな香り 風に匂いぬ
令和六年二月十四日
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昨年6月、私の母が105歳で他界...
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道の辺の垣根にのぞく紫の都忘れに春雨の降る
令和六年四月十七日
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昨年6月、私の母が105歳で他界...
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雨細くせきちくの花色褪せて 行く春淋しわが庭の面
令和六年四月二十三日
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昨年6月、私の母が105歳で他界...
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果敢なくも悲しきものゆえ 眼底に 乙女の姿しばしとどめん
平成二十五年四月八日
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他の歌については、http://...
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