小林道憲さん
のうた一覧
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川の音は不思議と思う 幼くて 聞いたあの日に返えしてくれる
令和五年七月十五日
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この前、私の母が105歳で他界し...
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この年も春を連れてきた日差し 小川のせせらぎぬるむ 道の辺
令和五年七月十三日
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この前、私の母が105歳で他界し...
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雪消えて 小川のせせらぎ 朝かげに 輝き満ちて 春は来にけり
令和五年七月十二日
2
この前、私の母が105歳で他界し...
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鉢に植うる チューリップの球根 芽の吹きいでし あとを楽しむ
令和五年七月五日
2
この前、私の母が105歳で他界し...
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紫の都忘れの花の上の 音なき雨に 春は逝きけり
令和五年七月三日
9
この前、私の母が105歳で他界し...
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暮れなずむ 西山はるか 雲映えて おしろい花の 鮮やかに咲く
令和五年七月一日
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この前、私の母が105歳で他界し...
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秋の日の 小川のほとり ミゾソバを 摘みて遊びし 幼な日のころ
令和五年六月三十日
2
この前、私の母が105歳で他界し...
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狭庭辺の 水仙の花 むれ咲きて 朝日を受けて 色のいや増し
令和五年六月二十九日
6
この前、私の母が105歳で他界し...
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鷺たちも みなソーシャル・ディスタンス 青田の中を離れ 餌取る
令和二年七月三日
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融け始む垂氷の先の玉水の光まばゆきころのときめき
平成三十一年二月四日
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去年の夏 こずえに啼きし郭公の 今年は啼かず 移りしならむ
平成二十九年七月十一日
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今年また蛙の声を聞きえたり 水満る田に映る灯火
平成二十九年五月四日
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融け始む雪間にのぞく青草をついばむ椋の夫婦来る朝
平成二十九年二月十八日
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木犀の香り漂う街並みの風はよどみぬ秋の長雨
平成二十八年九月二十九日
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啼く蛙 水満ちる田 湿る風 揺らぐ家影 映るともしび
平成二十八年五月五日
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星の瞳 透きとおる青 急ぐ小径 雪残る山 吹く南風
平成二十八年二月二十二日
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生い繁る椰子の葉影が砂に浮かぶ 南の果ての島の夕暮れ
平成二十七年八月十二日
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眼を凝らし耳に聞こえぬ音を聞く 遠き巌に砕け散る波
平成二十七年八月三日
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新緑のあけぼの杉に朝日射し 鳥の語らい 森にこだます
平成二十七年五月二十四日
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風もなく樹々の緑の目に浸みて 鳥の声のみ響きわたりぬ
平成二十七年五月六日
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