潮月繁樹さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
|
|
- テーブルに薄紅色のイヤリング外して寄せば西日と溶ける 平成二十七年七月八日 19 もっと見る
- 七夕の君の短冊 手を添えて 星が出ずとも願掛けします 平成二十七年七月八日 21 もっと見る
- 咲き乱れ溶け合う程に乳房より情に隠れし魂を知る 平成二十七年七月五日 17 もっと見る
- 夏至の君 妻 母 女 昼綾瀬 減りゆく時に拗ねて可愛き 平成二十七年七月五日 15 もっと見る
- 好き嫌い君の心を占って揺れる風鈴ちぎりて捨てぬ 平成二十七年七月五日 14 もっと見る
- 通勤の電車乗り込む修学徒 個性豊かに原爆碑前 平成二十七年六月二十三日 24 もっと見る
- 暗闇に立ちて向こうの川岸に きみ恋しやと螢火の舞う 平成二十七年六月七日 20 もっと見る
- 背徳のリンゴをかじった、あの日から重なり合いて微睡みの中 平成二十七年六月四日 22 もっと見る
- 浴衣着の 右手に持ちし 花火ほど 闇に咲きたし 君射止めたし 平成二十七年六月三日 1 もっと見る
- シトシトと 窓辺を濡らす 梅雨の入り 迎え傘持ち 駅まで行こう 平成二十七年六月三日 23 もっと見る
- 梅雨まぢか 紫陽花の裏 時を待つ 固く閉じたる でんでん虫よ 平成二十七年六月一日 13 もっと見る
- 好きという 疑心暗鬼の 菌宿し 激しく黴が 増殖開始 平成二十七年五月三十日 4 もっと見る
- わきいずる みずはこころに あしとせし ぬかるみまどひ こころもてなし 平成二十七年四月十五日 3 もっと見る
- 君好む 少し芯ある アルデンテ ワインを添えて 日曜の午後 平成二十七年四月十三日 14 もっと見る
- 雨 風 を ささやか 凌ぐ 傘ならば 忘れ去れても 傘にならんと 平成二十七年四月十日 13 もっと見る
- いきてとも よせてかえすも はかなくも はるめぐるのも みなかぜととも 平成二十七年四月六日 12 もっと見る
- 一片の花びら栞 挟みおく 心の隅の君の想いで 平成二十七年四月六日 11 もっと見る
- 夢であれ 昨夜 貴方を抱いたこと 清き瞳に 懺悔をします。 平成二十七年四月三日 13 もっと見る
- フラスコの淵にできたる水蒸気 忘れたくても また湧き上がる 平成二十七年四月二日 12 もっと見る
- 小島浮く春の瀬戸内 鐘鳴りて 今日も静かに夕陽が沈む 平成二十七年四月二日 15 もっと見る
