呉竹さん
のうた一覧
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春風が背中をちょっと押したから四月一日君に告白
平成二十五年四月二日
4
この歌を投稿したのは4月2日。 ...
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何したし さまよいありく本の中見つけた真白きノートだけ買う
平成二十五年四月五日
4
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六等星遠い日の君見ているよ君は今何しているのかな
平成二十五年四月十日
4
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ひぐらしの鳴く音の消えぬ夕方にふと触れてみる君の番号
平成二十五年八月一日
4
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椈森の包み隠すや水鏡露が一粒溶けて消え之く
平成二十六年一月二十九日
4
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溶け出したほうき星味恋しくて 貴方とともに空に探して
平成二十六年一月二十九日
4
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冬の夜の膝の上にも眠り猫眺めし時にごろごろと鳴く
平成二十六年一月三十一日
4
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君の手の茜色から見えた時間だからそんなにあったかいんだね
平成二十六年十二月二十二日
4
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青苔が階徐登りつる亀を追っては月に照らされ
平成二十五年三月十日
3
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我に生く一つの穴のその形君との距離で描いた軌跡
平成二十五年三月十一日
3
歪な楕円だったよ。
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いがぐりや水に飼ひけり小一時間思ふは水族館で見たうに
平成二十五年三月十四日
3
ある秋のこと。
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やはらかき夢の心地に包まれてけふを枕に眠りにつくも
平成二十五年三月十八日
3
そんな訳で、おやすみなさい。
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わが姉にすみれ煙は舞いたるやいずこの花のほころぶ日には
平成二十五年三月十九日
3
姉は二十歳になりました。
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圏外の二文字を見てる大都会 六等星はちょっと近づく
平成二十五年三月三十一日
3
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啄木を読めば脛辺が寝たしといふ。寝る歌見れば我も寝るかな。
平成二十五年四月三日
3
寝つけなかったので啄木の『悲しき...
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夏といふ舞台は君を主役にす命短し恋せよ乙男
平成二十五年七月二十一日
3
夏がやってきました!
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もしや我君を不幸にしぬもやと思ひにければながむるのみにて
平成二十五年七月二十一日
3
昆虫を昔から飼っていたのですがど...
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さみしさを三十一文字でうめるよに紡いでほぐす冬のマフラー
平成二十五年十月三十一日
3
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夕月夜人を照らせば穴二つ相も変わらず輝けるかな
平成二十五年十一月十日
3
誰も見たことないですが、 月の...
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舌肥えて辛口なりし美食家の恋しかるらむ素朴なる味
平成二十六年二月二日
3
母さんの料理、美味しかったな。
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