千草さん
のうた一覧
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恋に泣く友の涙の一滴が深淵に棲む我には眩し
平成二十五年七月四日
31
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スースーと襖隔てて聞こえ来る寝息悲しや老いたる母の
平成二十五年三月二十日
22
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立ち枯れて黒き葉揺らす老木を貫きし陽は聖槍のごと
平成二十五年七月十一日
21
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此の胸に誰も入れぬ部屋ありて見えざるものを我は眺めん
平成二十五年五月二十二日
18
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忽ちに夕立止みて湖は夕映えの空溶かし波立つ
平成二十五年七月七日
18
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生ぬるき風頬を撫で青柳を揺らし川面を滑り戯る
平成二十五年七月七日
17
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飲み込めど不意に溢るる溜め息を誰一人とて知る人もなし
平成二十五年五月十八日
16
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死してなお錆びた柱に支えられ為す術もなく老樹晒さる
平成二十五年七月十一日
14
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死にたいと泣く人に我生きてれば幸せ来ると言えず俯く
平成二十五年五月七日
12
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ひとひらの淡き花びら桜木を照らす夕陽のくれないに溶く
平成二十五年三月二十四日
11
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あかあかと想ひ出が燃ゆ燎原の火のごと空も焦がす夕暮れ
平成二十五年六月二十六日
11
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今日だよと雨が知らせる誕生日増えない歳のあなたを想う
平成二十六年八月十二日
11
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生き急ぎ何も残せず傷だけを我が身に刺して閉じし人生
令和三年三月二十七日
11
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豆腐屋の鳴らすラッパのプーウーが喧騒に消ゆ夕暮れの街
平成二十五年二月二十七日
10
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身ひとつの都会の冬の夕暮れはあまりに早く暗く寂しく
平成二十五年二月二十八日
10
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枯れてなお棄てきれぬまま植えた花陽もなき場所で冬越えて咲く
平成二十五年三月二十二日
10
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残された時は僅かと急くようにただ鳴き続く蜩の声
平成二十五年八月二十一日
10
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自問自答繰り返しつつ柔らかな夏の終わりの夕陽を見ている
平成二十五年八月二十三日
10
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散り去ればもう人影もなき夜の静寂を照らす花見提灯
平成二十六年四月十三日
10
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世には世の事情がありてそれぞれに欲得があり正しさがあり
令和三年三月二十八日
10
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