inosannさん
のうた一覧
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損得で計る己におさらばせん比べなければ満ちたりし日々に
平成二十五年八月十四日
9
比べることは劇薬と同じ、さじ加減...
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吾に才あるかのごとく持ち上げる 日々の短歌をひもとき妻が
平成二十五年九月十二日
9
定年を前にいつまでもうだつの上が...
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清水港臨みて立てば目交の萌ゆる茶の畝波寄るごとし
平成二十五年九月二十二日
9
清水みなとの名物はお茶の香りと♪...
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遅起きの休みの朝に髭を剃る生きてる己を確かむように
平成二十五年九月二十九日
9
生活のリズムが違うと・・何か取り...
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すじ雲が大気の高さあらわして四方を見下ろす秋の青空
平成二十五年十月十七日
9
大気圏の一番下層に雲は存在してい...
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端末を落としそこねてストラップ指に絡まり蜘蛛の糸の様
平成二十五年十月三十日
9
「落とし損ねる」の使い方に難あり...
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道路沿い連なるすすきが風に揺れ擡げる姿が車窓に流るる
平成二十五年十一月二日
9
車窓にうつるすすきの穂が上下に揺...
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「貴方には売り上げ期待してない」と自分の意識が自分にささやく
平成二十五年十一月九日
9
売り上げへのプレッシャーが少しで...
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善きことは「相手にとって良い事」と思ってしまう秋の青空
平成二十五年十一月十六日
9
晴れわたる澄み切った青空を見てる...
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雨上がりの青空映せし水溜り歌にせんこと思い起こしぬ
平成二十五年十一月十八日
9
・・・
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山肌のおうとつに沿って積もる雪を湛える富士が車窓に見える
平成二十五年十一月二十三日
9
祭日の今日も実績の無い営業マンを...
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空からは蟻の蠢く吾身かな それでも一日根限り生きぬ
平成二十五年十一月二十七日
9
・・・
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立ちしゆえ羨ましそうに妻いじる吾と違って薄い眉毛の
平成二十五年十二月十二日
9
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三十年費やす妻のとりもちで古傷抱きつ義母と夕餉食む
平成二十五年十二月十八日
9
家庭を持って定職を持たないで同居...
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海の水かたちを変えて富士の雪 最初と最期か薩埵峠にて
平成二十五年十二月二十一日
9
雪が先か水が先か私には分かりませ...
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頑固なりし祖父も早死にし父も同じ酒飲みだったし空を見ていたし
平成二十五年十二月十七日
9
祖父も父もだいたい同じところで悩...
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へそまげる吾をきづかい玄関に送り迎える これ愛と呼ぶ
平成二十五年十二月二十日
9
もちろん「妻が」です・・さぞかし...
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何処の誰?強制収容と言う人は 老人施設の多く建つ今
平成二十五年十二月二十一日
9
老老介護は別として、家族が年寄り...
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陽に向けて車走らす人も走る自転車も走る 師走の道を
平成二十五年十二月二十八日
9
一瞬の光景でした・・・
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薩埵峠おしえてやりし友よりの富士を写せし年賀が届く
平成二十五年十二月三十日
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いつぞや作ったものです・・差し迫...
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