inosannさん
のうた一覧
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濡れまいと車の座席に居座りて玄関までの雨足を見る
平成二十八年十二月二十七日
25
少しでも弱まった時がチャンス。
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雪景色つもる桜花で思わせる風花も溶ける駿河の地では
平成二十八年十二月二十六日
22
幼少を過ごした故郷の雪景色が懐か...
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「なるようにしかならない」と言いたげに落ち葉カラカラ風に吹かれる
平成二十八年十二月二十三日
26
「大丈夫なんとかなるさ」近頃の口...
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冬の陽をあびる車窓の富士山が雪の重さをかるく着流す
平成二十八年十二月二十一日
18
家を一歩出れば家と家の間から富士...
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遊歩道それて林に踏み込めば六十路の齢を幼きにもどす
平成二十八年十二月十八日
28
幼い頃は山野を駆け巡ったものです...
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病むときも健やかなときも生きているその時どきの空気を吸って
平成二十八年十二月十二日
29
人は偶然のなかで生かされているん...
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いっときも形さだめぬ雲たちはその時々の意思をもつがに
平成二十八年十二月十日
26
うつせぬものか吾のこころも。
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久々に見上げし視野の一条が解かれて空の一部となりぬ
平成二十八年十二月八日
21
飛行機雲です。
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ひとはみな宇宙という名の「かごのとり」六畳一間のこもる子に似て
平成二十八年十二月八日
20
最近、宇宙の果てはどうなっている...
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駿府ではめったに降らない積もらない雪を見るなり見上げし富士に
平成二十八年十二月六日
16
静岡でも私が住んでいるところは、...
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ゆったりと空を見上げる形して裾ひろがりたる駿河の富士は
平成二十八年十二月四日
23
これから寒くなって空気が澄んでく...
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淡き雲おもいおもいの形してうつせぬものか吾のこころも
平成二十八年十一月二十三日
18
自分の心のうちは形を定めないのが...
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いのしえにアフリカいでし人達は吾が身を通し今を生きるる
平成二十八年十一月十八日
17
人類の発祥の地はアフリカ大陸らし...
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人生と宇宙の謎は解せぬまま夕餉の味噌汁おいしくすする
平成二十八年十一月十四日
24
自然の神秘は神秘のままにしておき...
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損得の世に関せず吸って吐く空気は吾を「ただ」で生かしむ
平成二十八年十一月九日
16
何々してくれないと嘆く世の中の風...
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優しげに空を見上げるタンポポはうつむく僕の太陽みたいだ
平成二十八年五月十二日
17
欝な時はお日様はマブシイ!
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洗濯物ほす足元の名も知らぬ草に問うてる生きてる意味を
平成二十八年四月二十八日
10
うつの日々を過ごしています。
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貸し借りでこじれる人の世の中で空気は「ただ」で人を生かしむ
平成二十七年十二月三十一日
10
空気のような人に私はなりたい・・...
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それぞれの思いをうつしてる様にいろんな形で空に浮いてる
平成二十六年七月十九日
19
空はいろんな人のいろんな思いをう...
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靄かかる駿河の海はあやふやで定かならざる天との境
平成二十六年七月六日
25
近頃、白黒付けたがる風潮に「あや...
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