inosannさん
のうた一覧
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沢音が泣き声かき消す峡の道 蝉のむくろの木陰に揺れる
平成二十九年八月十三日
21
営業の合い間に自然を満喫していた...
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縄文の足跡のこる水田の一歩一歩が今まで続く
平成二十九年八月二十五日
21
佐賀県唐津市の菜畑遺跡からは二千...
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手に余る子育てだとは思いつつまだまだ任せぬ娘の彼氏に
平成二十九年九月四日
21
お付き合いはしているようだが愛が...
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振り返る和解と妥協の産物は寛容と許容の眉間の皺
平成二十九年九月六日
21
思い起こせは会社員時代は無理して...
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砂浜で掬って残った一粒のような人生 だから大切
平成二十九年九月七日
21
もう一度、作り変えてみたくなりま...
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何もする事が無い人と何もしたく無いと言う人が電話で話しぬ
平成二十九年九月十二日
21
元同僚に何かする事があった方が良...
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彼岸花を想い起こせば傍らに青ひといろの蜜柑のゆれし
平成二十九年九月二十一日
21
営業で任地をまわっていた頃の風景...
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射抜かれて「グサリ」と音のするような吾の心境 「枯葉の歌」に
平成二十九年九月二十八日
21
『枝離れ やっと自由になりました...
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「死にたいと思いつ通う」と言いし人の記憶をたどる病院の中
平成二十九年九月二十九日
21
営業で回っていた頃、お客さんが病...
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「長雨もふり飽きたのか今日一日」とカーテンあけて曇天をみる
平成二十九年十月二十日
21
心配は心配を呼び心配したままの結...
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付き合いは「まあまあ」くらいが丁度いい知れば知るほど受け入れ難きに
平成二十九年十月二十一日
21
特に家族同士の付き合いは大変なも...
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木枯らしが「ヒュー」と心をすり抜けて故郷の気配を残して行きし
平成二十九年十一月十二日
21
昔はもっと積雪が多かったような気...
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独り住むアパート探すひきこもりがまず気にするのはパソコン環境
平成二十九年十一月十七日
21
親としてはパソコンに噛り付いてで...
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行ってあげようではなくて「行こうか?」に妻は自らゴミ捨てに行く
平成二十九年十一月二十五日
21
妻は眩暈気味の私を気づかっての事...
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「子供らの女中みたい」と言う妻が気づいていない 何故そうなったか
平成二十九年十二月一日
21
自称「女中」の妻の出来ないことを...
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回復に兆しと思えばいとうれし自己主張する事故後の娘に
平成三十一年一月二十二日
21
やっと、娘らしさが少しもどってき...
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無から有 有から無へと かわるだけの たかが人生されど人生
平成三十一年二月十一日
21
「たぶん、否、絶対にかけがいのな...
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義母の寝る介護ベッドの場所を占め横歩きする吾の小部屋を
平成三十一年三月五日
21
もともと家を建てるとき義母の部屋...
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久能路を左右に分けしガザニアの黄の花群れが帯のごと伸び
平成二十五年四月十九日
20
毎朝、営業任地の向かう道はこの時...
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ほぐすよりもつれた糸は切るも良い心中巣くう確執もまた
平成二十五年五月九日
20
それなりに生きてれば確執の一つや...
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