民谷柚子さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 屑は屑らしく死ねよと吠えている獣をなだめつつ乗る始発 平成二十六年五月七日 5 もっと見る
- ファンタジーテイストでゆく 明日からのパンツはバラの色にしてみる 平成二十六年五月六日 6 もっと見る
- さみどりは歓喜に震えつつ腕を広げていたり皐月の空に 平成二十六年五月二日 4 もっと見る
- 生命を震わすごとく降りそそぐ雨に打たれて我もまた花 平成二十六年五月二日 13 もっと見る
- 「時計って夜中に突然泣き出すし、ぬめっているし、私きらいよ」 平成二十六年四月二十三日 4 もっと見る
- この角を曲がれば君が立っているような気がした七月の朝 平成二十六年四月二十三日 6 もっと見る
- 莓食むおまへのなかばひらかれた口から零る汁の赤さよ 平成二十六年四月二十二日 5 もっと見る
- 和式便所にまたがった人はみなちょっとまぬけな姿をしてる 平成二十六年三月二十四日 5 もっと見る
- 木蓮が真上をむいて笑うから私も笑う あらん限りに 平成二十六年三月二十四日 3 もっと見る
- 春待ちて春取り逃がすさみしさよ 遺影の父に桜餅置く 平成二十六年三月十九日 5 もっと見る
- 好きだった 「だった」に強いアクセント置いて謝るおまえが好きだ 平成二十六年三月十七日 6 もっと見る
- 鈍色の空のたわみを受くるごと腕ひらく我、我と、さくらと 平成二十六年三月十四日 4 もっと見る
- 臓器提供カードに「ぜんぶあげる」って書いてあなたに差し出す土曜 平成二十六年三月十四日 5 もっと見る
- めちゃくちゃに泣きたい夜も歯磨きは忘れないのねわたし かわいい 平成二十六年三月八日 6 もっと見る
- 蛍光灯のまばゆい白で殺されたうさぎ シチューをおあがりなさい 平成二十五年四月十一日 5 もっと見る
- るんぱっぱるんるんぱっぱと春はきて父の命を摘みとりにけり 平成二十五年四月十一日 8 もっと見る
- 腹割って脈打つ子宮を摺り出して東京タワーにぶっ刺せば 春 平成二十五年四月十日 3 もっと見る
- いやなことあった夜にはよく研いだ包丁でねぎを細かく刻む 平成二十五年三月十一日 7 もっと見る
- 後ろからそっと呼ばれたような気がして振り向けば桜のつぼみ 平成二十五年三月十一日 7 もっと見る
- とりあえずシャワー浴びたい 春風の精子まみれのわたし流したい 平成二十五年三月十一日 5 もっと見る
