民谷柚子さん
のうた一覧
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臓器提供カードに「ぜんぶあげる」って書いてあなたに差し出す土曜
平成二十六年三月十四日
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春待ちて春取り逃がすさみしさよ 遺影の父に桜餅置く
平成二十六年三月十九日
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和式便所にまたがった人はみなちょっとまぬけな姿をしてる
平成二十六年三月二十四日
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莓食むおまへのなかばひらかれた口から零る汁の赤さよ
平成二十六年四月二十二日
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この星の五月を全部抱き締めて鯉の親子は宇宙を翔ける
平成二十六年五月十二日
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屑は屑らしく死ねよと吠えている獣をなだめつつ乗る始発
平成二十六年五月七日
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真東にぽかりと浮かぶ白い月 あれはさびしさ、わたしのむすこ
平成二十六年五月九日
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道端に鍵が落ちてて今夜この街の誰かが家に帰れない
平成二十六年五月十二日
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新しい彼氏の話するきみの指の先だけずっと見ている
平成二十五年二月二十二日
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放課後の音楽室で髪揺らしふたり秘密のワルツを踊る
平成二十五年二月二十二日
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それぞれはそれぞれであると悟りつつ少年たちは夜を分け合う
平成二十五年二月二十六日
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オデンワアリガトウゴザイマスロボットの収容所たる18階北
平成二十五年三月二日
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生命の息吹ざわざわざわざわざわと増えていく。春。きもちがわるい。
平成二十五年三月二日
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午前二時 赤灯めいめつするビルのひとつひとつがお墓のかたち
平成二十五年三月四日
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(右足の親指のつめに溜まってる白いかたまりみたいな)明日
平成二十五年三月六日
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宇宙から希望がどーんと降ってきて僕のあたまの上で寝返る
平成二十五年三月七日
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鈍色の空のたわみを受くるごと腕ひらく我、我と、さくらと
平成二十六年三月十四日
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残雪の稜線あはく光りたる空に緋鯉の舞ふはかなしき
平成二十六年五月十二日
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「時計って夜中に突然泣き出すし、ぬめっているし、私きらいよ」
平成二十六年四月二十三日
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さみどりは歓喜に震えつつ腕を広げていたり皐月の空に
平成二十六年五月二日
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