桜田 武さん
のうた一覧
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板葺きのあばら屋前の父母の顔遠き昭和に白黒で写る
平成二十六年六月二十四日
3
本家で親の話に浸りました。
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開くパソコンに愛犬のすまし顔娘の曰く「孫の圭太にしたら」
平成二十六年七月二十四日
3
孫の顔をパソコンのバックに使う人...
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地に戦火絶えねど日本の広き空戦雲見えず心安らぐ
平成二十六年七月二十八日
3
シリア、ウクライナと戦火は続いて...
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糞取りの手提持つ手が楽しそう犬も尾を振り四足弾む
平成二十六年八月九日
3
公園でよく見る犬の散歩。手提げバ...
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夜の街のネオンに弾む日々遠く居間の灯で妻と飲む酒旨し
平成二十六年八月二十四日
3
歳ですね。夜の外出が大儀になりま...
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教育の難しき今学校厳し仕えし長の鼻歌懐かし
平成二十六年九月九日
3
新卒で僻地に赴任した頃は教育環境...
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訳ありて応援団受け履く下駄の鼻緒の圧が今も指間に
平成二十六年九月九日
3
仕事の絡みでどうしても受けざるを...
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沿道の紅葉過ぎ行く車旅浮く我らよそに犬熟睡す
平成二十六年十月二十四日
3
二人と一匹の車旅。紅葉を楽しみま...
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次々と現世で会いし人黄泉へ我逝くはまだと先を窺う
平成二十六年十二月八日
3
知人、同時代の有名人が逝く。寂し...
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月暦のメモ見れば心は豊かメモが無き日の充実を図る
平成二十六年十二月二十四日
3
仕事は辞めて一日一日の充実を目標...
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我の前飛び跳ねし犬老い衰え我が後に牛の如ゆったり歩く
平成二十六年十二月二十四日
3
17歳の老犬です。犬も歳取れば人...
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嬰児の血脈目立たぬもみじの手荒れし手で触れ得ず瞳見ゆ
平成二十七年一月九日
3
赤ちゃんの手というのは血管露わな...
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雑煮食み日本の歌聴くお正月地に戦無きと思うほどのどか
平成二十七年一月二十五日
3
のんびりとお正月を楽しんでいます...
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「おかえり」と合掌に呟く盆の入り「散歩は」と遺影の犬を誘う
平成二十七年八月十三日
3
犬の初盆です。亡くなった者が浄土...
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晩酌のビールの冷やし忘れ許せぬよ苦楽を共の君も飲む
平成二十七年九月九日
3
やはりビールは冷えてなきゃ。
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秋天下涼風受ける自転車道道聞く異人に英語使ってみる
平成二十七年九月九日
3
若い女性の外国人でしたね。
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娘が産みし小さきいのち嵐呼ぶ母方父方親族鳴動
平成二十七年十月二十四日
3
両家にとって初めての孫で大騒ぎで...
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姉義兄ペット先に逝く永遠のものは無きとこころ新たに前を見ゆ
平成二十七年十一月二十五日
3
年に一度でも顔を見れなければ寂し...
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キタサンに菊の花咲き三郎も我も勝利演歌「感謝」を歌う
平成二十七年十一月二十五日
3
キタサンブラックが菊花賞制覇です...
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海辺のあの町あの時新米教師カモメと青春を飛んだ 我は
平成二十八年六月二十四日
3
北海道日本海の苫前町でした
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