桜田 武さん
のうた一覧
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伴侶失す知人思えば我らまだ幸せ共に衰え目立つも
令和六年八月三日
3
知人、親戚に一人身の人多いです。
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病気の検査で妻を病院に送る不安と楽観に握るハンドル
令和六年七月二十一日
5
手が震えるのです
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上寿司で妻の誕生祝うとき寄る年波に思いは複雑
令和六年六月十五日
7
かといって祝いを止めるわけには
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若き頃母の日意識の記憶なし年降るにふと思う至らなさ
令和六年五月十九日
6
私には兄と弟がいますが、母の日に...
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居間の愛犬の遺骨を土に帰す眼と心に沁みる骨の白さ
令和六年五月十九日
5
庭のオンコの木の根元に埋めました...
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掛け軸で雛祭り祝う母の業娘らはもう四十の妻が
令和六年三月四日
10
生きてる限り続くのでしょう
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孫の誕生日祝う妻の想いは産みの母にも劣らぬ深さ
令和六年二月十八日
9
孫顔見れば形容しがたい満足感
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歌で母偲ぶ歌人の想いいたく感動何より親孝行
令和六年二月四日
7
わたしも時には母を偲びますが
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ビール分け合う絆の我ら冷えた味が舌に沁む夕餉のひと時
令和六年二月三日
1
長年の晩酌の儀式です。
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来れぬ孫へお年玉「郵送で渡す」と張り切る我ら孫顔浮かぶ
令和六年一月四日
8
貨幣価値が昔と違いますね。一万円...
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孫はすぐ五年会えば癒しになるが友の方向き遠ざかるのでは
令和五年十二月十九日
3
まあ、自然の成り行きでしょうねえ
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連れ合いの便秘に急ぎ下剤買う出るものが出て我らほっこり
令和五年十一月二十日
5
大騒ぎしましたが、最後はハッピー...
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新米で実りの秋の食の会話はよく弾む常は静かだが
令和五年十一月一日
6
札幌の娘にも送ったようです。
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共に老いゆく我ら今生の旅は続く動き鈍くなりゆくが
令和五年十月十五日
8
歩くのも遅くなりまして
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長女の行く末気になる夏の終わり空は晴れても胸の隅に雲
令和五年九月三日
12
悩みのない人はいない。
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孫乗せて札幌に送る老い二人久方の高速に緊張す
令和五年八月十八日
9
若い時とは違います
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札幌の娘より孫の笑顔届く盛夏「夏休みに預けたい」との願い
令和五年七月十六日
5
毎年夏休みに来ています。
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快眠、ウオーキング、旨い手料理で過ぎる今が幸せ空仰ぐ
令和五年六月十九日
6
いつまで続くのかな。
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草木盛んになりゆく夏の入り口ふと気になる親の墓の草
令和五年六月四日
6
今月には行くつもりです。
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久方に三十路の次女と歓談す仕事一筋婚活なさそう
令和五年五月二十日
5
見守るばかりです。
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