まりこさん
のうた一覧
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彼の人の孤独に見えた陰影もさわればぬくい 生き物だもの
平成二十六年三月六日
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明日のため眠るまぶたにちらちらと降る雪もしくは星らしきもの
平成二十六年三月六日
2
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明後日死ぬことになる魂の一部を埋めるやわい腐葉土
平成二十六年二月六日
4
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猫の耳下三センチのあたりにて焦がし砂糖の香りを嗅げり
平成二十六年一月二十八日
4
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白猫をシロと名付ける平易さであなたの気持ちは恋と呼ばれる
平成二十六年一月二十二日
11
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雨降りの正午のだるい時間だけわたしは何かに守られている
平成二十六年一月二十日
6
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真夜中のアイスバーンの国道で跳ぼうよスケート選手みたいに
平成二十六年一月十四日
4
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まるで違う銀河に住んでいるみたい「ヤギの乳しか飲んだことない」
平成二十六年一月十四日
3
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冬の朝銀河の裾を踏むように軽やかに行け、君は素敵だ
平成二十五年十二月十七日
9
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冬の夜 耳が痛いのがうれしい 鍵を鳴らしてどこまでも行く
平成二十五年十二月十七日
3
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目を開く、ある。目を閉じる、ない。世界。自分のまぶたしか信じない
平成二十五年十二月十五日
5
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冬の陽を掬って飲んだりできそうな薄い白磁のお椀を持って
平成二十五年十二月十五日
8
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おろし金つめたくひかる真夜中にりんごの匂いかいだ気がして
平成二十五年十一月三十日
6
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透明な霙のようなものとしてあなたの肩にとまっていたい
平成二十五年十一月三十日
5
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ふくふくと小豆を茹でる どれくらい ひととのあわいを忘れるくらい
平成二十五年十一月六日
9
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ひとりきり川のほとりに立ち尽くす、そういう種類の自由もあると
平成二十五年十月二十九日
5
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手品師のうさぎのように密やかにポケットのなか震える手紙
平成二十五年十月二十七日
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十月のジェット気流に乗り太平洋を渡れるほど自由
平成二十五年十月二十七日
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ささぎ豆広げて干せる縁側も銀河の腕に抱かれている
平成二十五年十月二十七日
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さりさりと木の葉が朽ちてゆくなかでわたしはじめてひとりになった
平成二十五年十月五日
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