千葉 甫さん
のうた一覧
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昨日から同じ時間を指している壁の時計にまたも目の行く
平成二十九年三月二十七日
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フロアーをよぎった影に眼をやった窓には白い空があるだけ
平成二十九年三月二十五日
4
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降る雨の音の次第に明瞭となりつつ夜の深まってくる
平成二十九年三月二十三日
6
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雷鳴の二度ほどあって午後からはほとんど音も無く春の雨
平成二十九年三月二十一日
4
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トランプを手にすることのなくなってコンピューターで遊ぶソリテア
平成二十九年三月十七日
7
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軽く音立てつつ床を転がって日向で光るアルミの硬貨
平成二十九年三月十五日
7
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歩くのも遊びであって幼子の体の弾む春風の中
平成二十九年三月十三日
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更ける夜の舗道に響くもののある過ぎる車に踏まれるたびに
平成二十九年三月十日
6
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一つ出てまた一つ出てまた一つ出ようとくしゃみの鼻に蠢く
平成二十九年三月八日
3
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フロアーの少し萎んだ風船にやや届かずに夕光の射す
平成二十九年三月六日
7
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軋みつつ空気の冷えてゆくような放射冷却現象の夜
平成二十九年三月三日
7
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見下ろした夜半の舗道を音も無く吹かれて行った自転車の人
平成二十九年三月一日
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風の音折々に行くこの夜の冷えつつ猫のいがみあう声
平成二十九年二月二十七日
5
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部屋ごとに時計があって部屋ごとに少し異なる時間を見せる
平成二十九年二月二十四日
7
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一年が過ぎて再びヒヤシンスの球根から芽の突き出て光る
平成二十九年二月二十二日
6
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この朝陽ざしまともに返しつつ光るものあるビルの屋上
平成二十九年二月二十日
7
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かじかんでしまった指と掌にわが体温の息吐きかける
平成二十九年二月十六日
7
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呼びかける声に窓から突き出した顔に冷たい風の圧力
平成二十九年二月十三日
8
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梅の木の蕾弾けてこの朝白く覗いた花びらの先
平成二十九年二月十日
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梅の木の枝の蕾の目に見えて太る朝の微粒子の雨
平成二十九年二月八日
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