千葉 甫さん
のうた一覧
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屋上のフェンスに鴉のシルエット連なるビルの上の夕映え
平成二十九年七月七日
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自らの影より黒い揚羽蝶白い陽ざしを横切って行く
平成二十九年七月六日
7
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いっせいに黄色い花をつけている雑草としか呼ばれぬままに
平成二十九年七月五日
4
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シェーバーをオフしたあとも続く音、遠くからくる初蝉の声
平成二十九年七月四日
7
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窓からの夕陽の伸びるテーブルの下に光って一つのナッツ
平成二十九年七月三日
6
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眼が合って一目散に夜の壁を逃げ去る私を見ていた守宮
平成二十九年七月一日
6
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ペンライトの光りの伸びてゆく先の闇の向こうにまた闇がある
平成二十九年六月三十日
6
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撮られている間はカメラを見つめていた猫おもむろに背を向けて去る
平成二十九年六月二十九日
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夕あかり郵便受けから覗きこむ差しこまれたるちらしと共に
平成二十九年六月二十八日
6
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放られた水に煌めく陽の光り、地上に落ちるまでの束の間
平成二十九年六月二十七日
8
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パソコンのモニター見つめている夜を道を隔てて談笑の声
平成二十九年六月二十六日
6
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音も無く地上へ下りて来た鴉自らの影踏みつつあるく
平成二十九年六月二十四日
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シンクから蠅取蜘蛛の上がれずにいるのを助けてから手を洗う
平成二十九年六月二十三日
7
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窓開けて入れた夜の風、卓上の日記のページを繰る無遠慮に
平成二十九年六月二十二日
7
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一滴顔に触れたる雨のある仰いだ空はまだ明るくて
平成二十九年六月二十一日
7
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思い出は過ぎる時間に濾過されて年々歳々美しくなる
平成二十九年六月二十日
8
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この夜更け窓に灯点る、この間一人住まいの人逝った家
平成二十九年六月十九日
6
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夕光を漂って来た草の絮漂い続けてわが視野の外
平成二十九年六月十七日
6
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昨夜から雨、雨、雨の暗い午後 色生きいきとあじさいの花
平成二十九年六月十六日
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今ここに私一人の夕暮れに梅の実一つ地に落ちた音
平成二十九年六月十五日
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