千葉 甫さん
のうた一覧
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おのずから決まった時間に寝て起きる日々の平凡続く平穏
平成二十九年七月十五日
6
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夜の道の振り向く影に光る眼のあって私を見つめ続ける
平成二十九年七月十四日
5
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一筋の雲の流れてゆく方に月の上ってくるゆっくりと
平成二十九年七月十三日
6
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高いビル下から暮れてゆきながらぽつりぽつりと灯の点る窓
平成二十九年七月十二日
8
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じりじりと時間の灼けている真昼取り落としたる硬貨の光る
平成二十九年七月十一日
5
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逝ってから空き家となった家の庭に今年もカンナの花の輝く
平成二十九年七月十日
5
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金色の煌めいて行く蝶一つ今日は一気に暑くなりつつ
平成二十九年七月八日
4
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屋上のフェンスに鴉のシルエット連なるビルの上の夕映え
平成二十九年七月七日
5
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自らの影より黒い揚羽蝶白い陽ざしを横切って行く
平成二十九年七月六日
7
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いっせいに黄色い花をつけている雑草としか呼ばれぬままに
平成二十九年七月五日
4
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シェーバーをオフしたあとも続く音、遠くからくる初蝉の声
平成二十九年七月四日
7
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窓からの夕陽の伸びるテーブルの下に光って一つのナッツ
平成二十九年七月三日
6
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眼が合って一目散に夜の壁を逃げ去る私を見ていた守宮
平成二十九年七月一日
6
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ペンライトの光りの伸びてゆく先の闇の向こうにまた闇がある
平成二十九年六月三十日
6
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撮られている間はカメラを見つめていた猫おもむろに背を向けて去る
平成二十九年六月二十九日
8
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夕あかり郵便受けから覗きこむ差しこまれたるちらしと共に
平成二十九年六月二十八日
6
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放られた水に煌めく陽の光り、地上に落ちるまでの束の間
平成二十九年六月二十七日
8
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パソコンのモニター見つめている夜を道を隔てて談笑の声
平成二十九年六月二十六日
6
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音も無く地上へ下りて来た鴉自らの影踏みつつあるく
平成二十九年六月二十四日
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シンクから蠅取蜘蛛の上がれずにいるのを助けてから手を洗う
平成二十九年六月二十三日
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