千葉 甫さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 暗いまま来ている朝を起き出して冷たいズボンに脚を突っ込む 平成三十年十二月五日 5 もっと見る
- 彩りは桜紅葉のこの道を誰も通らぬ時間の過ぎる 平成三十年十二月三日 3 もっと見る
- 宵に来る沖独活売る声日によって行方を変えるこの十字路で 平成三十年十一月三十日 3 オキュウトは海藻が原料の福岡独特... もっと見る
- ふっつりと眠り途切れる窓外に低く交している声あって 平成三十年十一月二十八日 6 もっと見る
- 笑い声立てつつひとり行く人のあって今夜はまんまるの月 平成三十年十一月二十六日 3 もっと見る
- 見下ろしている窓の下行く傘を透して携帯電話の明かり 平成三十年十一月二十三日 3 もっと見る
- 一頻り通りを染めた夕茜薄れていって街灯光る 平成三十年十一月二十一日 3 もっと見る
- 聞こえてきた去年の冬と同じ歌 冷えた夕べを来る灯油売り 平成三十年十一月十九日 6 今年も灯油の季節となりました。 もっと見る
- 人間に見られているのを気がついた猫の見返す暫く見合う 平成三十年十一月十六日 5 もっと見る
- 山茶花をそれぞれ咲かせて隣り合う家の一つが消えたこの冬 平成三十年十一月十四日 11 二つの家の一つの住人が逝って、 ... もっと見る
- 真夜中のトイレの窓から見る灯り 道を隔てた家のトイレに 平成三十年十一月十二日 3 もっと見る
- ベランダに立った一木の影揺れる四階下の舗道の上に 平成三十年十一月九日 4 もっと見る
- 昨夜より近く来ている梟の声の聞こえる眠り待つ間を 平成三十年十一月七日 6 もっと見る
- 眠れないままに寝ている午前二時 弱い地震の過ぎたと思う 平成三十年十一月五日 4 もっと見る
- 電線の一つところにあるものの鋭く光る陽ざしの角度 平成三十年十一月二日 6 もっと見る
- 鴉らの声交しつつ乱れ飛ぶビルの間の暮れ際の空 平成三十年十月三十一日 9 もっと見る
- 眼が覚めて寝返って見る一面に月の光りの白いカーテン 平成三十年十月二十九日 7 もっと見る
- 上りつつ最後の段で尻餅をつくかも知れぬと不意に怖れる 平成三十年十月二十六日 5 腰痛が出てきて階段は不安。 もっと見る
- 風の音荒れている夜をサイレンの響きのまたもや近づいて来る 平成三十年十月二十四日 4 もっと見る
- 秋空に今日はクレーンの伸びていて今は静止の昼休みどき 平成三十年十月二十二日 9 もっと見る
