千葉 甫さん
のうた一覧
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また同じうっかりミスの言訳も同じ言葉を使ってしまう
平成二十八年十二月二十八日
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読んでいた本の中から現実へ戻りつつ聞く湯の滾る音
平成二十九年一月七日
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今日もほぼ同じ時間にマンションの高い窓の灯短く点る
平成二十九年一月十二日
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衝撃のあって障子の音立てた地震のあとの夜の静けさ
平成二十九年一月十四日
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蛇口から出てきた水の冷たさの腕這い上がる今朝の冷えこみ
平成二十九年一月二十二日
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一年が過ぎて再びヒヤシンスの球根から芽の突き出て光る
平成二十九年二月二十二日
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更ける夜の舗道に響くもののある過ぎる車に踏まれるたびに
平成二十九年三月十日
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降る雨の音の次第に明瞭となりつつ夜の深まってくる
平成二十九年三月二十三日
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降っているときと上がっているときの曖昧模糊の春の日暮れる
平成二十九年四月六日
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バックしては左へ曲がると言う声の聞こえ続けている夕間暮
平成二十九年四月七日
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木の下を過ぎる少女のてのひらに下りる桜の花びらひとつ
平成二十九年四月十二日
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クレーンの先より垂れているフック風に吹かれて昼休みどき
平成二十九年五月八日
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今日はもう売り尽くしたか豆腐屋の車の静かに追い抜いて行く
平成二十九年五月十一日
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街灯の明りの下の真夜中の舗道に跳ねている雨の粒
平成二十九年五月十三日
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まとまらぬ思いと共に寝転んで見つめるほとんど動かない雲
平成二十九年五月十六日
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滑らかに髪靡かせてジーンズの脚の長くて風を行く人
平成二十九年五月十五日
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梟の声の移って行く先を耳で追いつつ夜は更けてくる
平成二十九年六月一日
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切断で残る幹から小さい枝突き出して葉の緑耀く
平成二十九年六月九日
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夕光を漂って来た草の絮漂い続けてわが視野の外
平成二十九年六月十七日
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この夜更け窓に灯点る、この間一人住まいの人逝った家
平成二十九年六月十九日
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