千葉 甫さん
のうた一覧
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春風を行く自転車に茹卵のように光っている膝頭
平成二十九年四月二十五日
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折々に屋根の端から青空の風に出てくる鯉幟の尾
平成二十九年五月一日
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パレードの予定時間の終る頃雨の上がって陽の射してくる
平成二十九年五月四日
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見慣れたる笑顔なれども晴れわたる五月の風の中で耀く
平成二十九年五月十日
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恐竜が首を伸ばしているようなクレーンの見える屋根の間に
平成二十九年五月二十二日
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子燕の顔いっぱいに口を開ける親の頭を呑みこみそうに
平成二十九年六月五日
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窓開けて入れた夜の風、卓上の日記のページを繰る無遠慮に
平成二十九年六月二十二日
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シンクから蠅取蜘蛛の上がれずにいるのを助けてから手を洗う
平成二十九年六月二十三日
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一滴顔に触れたる雨のある仰いだ空はまだ明るくて
平成二十九年六月二十一日
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シェーバーをオフしたあとも続く音、遠くからくる初蝉の声
平成二十九年七月四日
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自らの影より黒い揚羽蝶白い陽ざしを横切って行く
平成二十九年七月六日
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散り残る葉のある枝から散り落ちるように雀の地へ下りて来る
平成二十九年十一月十八日
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シェーバーの電池のきれて剃り残る髭のまんまの顔の半日
平成三十年十月十一日
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眼が覚めて寝返って見る一面に月の光りの白いカーテン
平成三十年十月二十九日
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シャッターのまだ下りている店先の鉢の木に来て雀の弾む
令和元年六月十七日
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丸齧りしているトマトに誘われて少年の日の西陽の記憶
令和元年七月八日
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裏庭の畑で。
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問題を解きあぐねつつ無意識に前歯で噛んでいたピーナッツ
令和元年七月十日
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眼の覚めて闇に聞こえる呟きに耳を澄ませる雨と知るまで
令和元年七月十五日
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遠くから見つけてくれて手を振ってくれた幸せあったあの夏
令和元年八月十四日
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立秋過ぎても酷暑。
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何気なく眼をやる壁の写真から常に私へ来ている視線
令和元年八月十六日
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