千葉 甫さん
のうた一覧
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五年目が間近な空家の表札に並ぶ二人の故人の氏名
平成二十九年五月三十一日
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点滅の信号の下真夜中の猫のあるいて行く悠然と
平成二十九年六月七日
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ストロベリー・ムーンの上っている頃の空を転がる雷の音
平成二十九年六月十二日
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思い出は過ぎる時間に濾過されて年々歳々美しくなる
平成二十九年六月二十日
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陽の光り揺らめく梅の繁葉に色づき始めた実の二つほど
平成二十九年六月十三日
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放られた水に煌めく陽の光り、地上に落ちるまでの束の間
平成二十九年六月二十七日
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撮られている間はカメラを見つめていた猫おもむろに背を向けて去る
平成二十九年六月二十九日
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高いビル下から暮れてゆきながらぽつりぽつりと灯の点る窓
平成二十九年七月十二日
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行きずりに聞こえた歌の曲名を思い出せないまま口ずさむ
平成二十九年十一月二十二日
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眼が覚めて耳を澄ませる呟きは降り出してきた雨と知るまで
平成三十年十月五日
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降り出したようで一つの傘の下若い二人が行く窓の外
平成三十年十月十五日
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角曲がる私の前を飛び立った鴉の低く去る音も無く
令和元年六月二十八日
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横断の私のために自転車を停めた女から笑顔も貰う
令和二年三月十八日
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前を突っ切らないで自転車を停めた...
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硝子戸の引き開けられて入ってきた優しい風と待っていた声
令和三年四月二十八日
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角折れて入ったこの道 人影の無くて私とすれ違う風
令和五年二月六日
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鴉らの忙しく交わしている声を聞きつつ覚めて雪の積む朝
令和五年二月十六日
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夢に来て顕つ面影は晩年のものより常に若き日のもの
令和五年二月二十四日
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咄嗟には出てこなかったその名前 半日経ってもまだ出てこない
令和五年三月四日
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眼のように光る灯影の映えていて私を見つめる机上の眼鏡
令和五年三月十五日
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塀の上行く猫の影窓に来て今日の夕陽の間もなく沈む
令和五年三月二十日
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