千葉 甫さん
のうた一覧
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音も無く地上へ下りて来た鴉自らの影踏みつつあるく
平成二十九年六月二十四日
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一本の路傍の桜満開の今日は朝から音の無い雨
令和二年四月三日
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今年は桜も寂しいだろう。
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空港へ下る機影のゆっくりとよぎった後の窓の空白
令和五年三月十七日
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暮れ際の陽の差していて机上には伏せられている一冊の本
令和五年三月十八日
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小刻みの屋根踏む音に聞き耳を立てて鴉の上げた声聞く
令和五年四月二日
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長引いた夏も終るか来る風の俄かに肌へ沁みる今宵は
令和五年十月三日
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見下ろした夜半の舗道を音も無く吹かれて行った自転車の人
平成二十九年三月一日
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朝刊を入れて静かに去るバイク暁前のまだ闇の刻
平成二十九年四月二十六日
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風の来て日陰の塀に這う蔦の束の間伸びて陽ざしに触れる
平成二十九年四月二十七日
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所在なく降る雨の音聞いていて爪を切らねばならぬと思う
平成二十九年五月六日
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人かげを見ることのない二階家の窓の一つに夜は灯点る
平成二十九年六月八日
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一羽行く鴉のビルのてっぺんで一休みしてまた先へ行く
平成二十九年六月十日
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今ここに私一人の夕暮れに梅の実一つ地に落ちた音
平成二十九年六月十五日
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昨夜から雨、雨、雨の暗い午後 色生きいきとあじさいの花
平成二十九年六月十六日
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音も無く寒雨降ってきた夕べ指先冷える爪先冷える
平成二十九年十一月十六日
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蛇口から水のぬるさがてのひらに優しい十月一日の朝
平成三十年十月一日
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徐々にではなく、一足飛びに涼しく...
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春まではそこに家あり人の居た更地に白く秋の陽の照る
平成三十年十月十九日
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住んでいた夫婦は高齢となり、マン...
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秋空に今日はクレーンの伸びていて今は静止の昼休みどき
平成三十年十月二十二日
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鴉らの声交しつつ乱れ飛ぶビルの間の暮れ際の空
平成三十年十月三十一日
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葉桜となった通りを抜けてくる弾力を持つ風の感触
令和二年四月二十日
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今年の桜は寂しかった。
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