千葉 甫さん
のうた一覧
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孤独死であったと印刷されている喪中はがきに増す今日の冷え
平成二十五年十一月二十六日
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威勢よく呼びかけるがに焼きそばの幟はためく凩の道
平成二十八年十二月十九日
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冷える夜を「雪やこんこ」の歌がくる今年もやって来た灯油売り
平成二十九年一月五日
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小走りの軽く弾んで過ぎて行く若い肢体を見る寒い朝
平成二十九年一月二十四日
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長々とエンドタイトル流れつつ映画終わって夜の雨音
平成二十九年一月三十日
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梅の木の枝の蕾の目に見えて太る朝の微粒子の雨
平成二十九年二月八日
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風の音折々に行くこの夜の冷えつつ猫のいがみあう声
平成二十九年二月二十七日
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昨日から同じ時間を指している壁の時計にまたも目の行く
平成二十九年三月二十七日
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夕映えて空高々と行く一機下行く一機はすでに陰って
平成二十九年三月三十一日
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番傘で春雨の中歩く人ギターケースを肩から吊って
平成二十九年四月三日
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切り抜いておく筈だった朝刊の記事思い出す眠り待ちつつ
平成二十九年五月五日
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三時間超える映画を観終って陽の傾いた現実へ還る
平成二十九年五月九日
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人通り車の通り跡切れたるときをよぎって行く蝶の影
平成二十九年五月十二日
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塀の上に大きな猫の腹這ってときどき窓の内に眼をやる
平成二十九年五月二十四日
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出て行ったから窓閉じた筈なのに蜂の羽音のまだ部屋にある
平成二十九年五月二十五日
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決断が来たのは一足遅かった機会は既に背を見せている
平成二十九年五月二十七日
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窓の外横切らないで折り返し去った燕を眼の隅に見る
平成二十九年六月二日
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屋上のフェンスに鴉のシルエット連なるビルの上の夕映え
平成二十九年七月七日
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じりじりと時間の灼けている真昼取り落としたる硬貨の光る
平成二十九年七月十一日
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逝ってから空き家となった家の庭に今年もカンナの花の輝く
平成二十九年七月十日
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