千葉 甫さん
のうた一覧
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地に触れれば消えねばならぬ雪片の風を捉えて暫しの浮遊
平成二十五年十二月十八日
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早朝のわが窓近くに屯して傍若無人の鴉らの声
平成二十五年十二月九日
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わが死後に残したくないものあれど始末するにはまだ早すぎる?
平成二十五年十二月二日
1
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夜半の道来る声不意に高笑い 携帯電話の人過ぎて行く
平成二十五年十一月二十九日
2
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孤独死であったと印刷されている喪中はがきに増す今日の冷え
平成二十五年十一月二十六日
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四十年賀状交わしてきた彼が春に逝ったと喪中のはがき
平成二十五年十一月二十三日
3
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亡き母と歩いた最後の思い出は父の納骨した秋の午後
平成二十五年九月十九日
3
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カーテンの揺れたるときに床に差す月の光をよぎりたる蜘蛛
平成二十五年九月十二日
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一枚の木の葉羽織った蓑虫の風に揺れたり回転したり
平成二十五年九月九日
2
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十七日ぶりに猛暑日途切れたと聞いていささか寂しさのある
平成二十五年九月二日
1
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犬の吐く息荒々しくわが窓の下をよぎりて行く熱帯夜
平成二十五年八月二十八日
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跳ね返る陽射し叩けばかんかんと音のしそうな猛暑日の昼
平成二十五年八月二十三日
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この夏の大濠花火大会の音の虚ろに響く喪の家
平成二十五年八月十四日
1
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葉洩陽のさみどり色に白い蝶触れては光る触れては光る
平成二十五年八月一日
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昨夜は灯に煌めいていた銀色の蛾の屍ある朝の床に
平成二十五年七月二十五日
4
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不眠症の主人と暮らして夜吠える隣の犬の昼間は眠る
平成二十五年七月二十一日
2
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この朝蝶に生まれた黒揚羽飛び立つ前の翅瑞々し
平成二十五年七月十八日
1
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新しく立ち上がってきたマンションも帰る鴉ら立ち寄る所
平成二十五年七月十四日
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床に差す月の光に落ちている風鈴の影折々そよぐ
平成二十五年七月十一日
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逝く前に購って形見の置時計動き続けて一周忌来る
平成二十五年七月七日
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