千葉 甫さん
のうた一覧
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曲り角折れる間際に思い出を誘う名のある表札を見る
令和二年五月十三日
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小窓から覗く木の葉の一枚が二枚となって今日は三枚
令和二年六月十七日
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勝手に生えてきて、成長が早い。
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朝の窓開ければ今日も雀らの声が弾んでいる恙なく
令和二年六月二十三日
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今日も平凡な一日であることを。
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微睡の前の雀の声絶えて暫く音の無い昼下り
令和二年六月二十九日
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鳴ったのは眼をやった電話ではなくて応答の声テレビから来る
令和二年七月六日
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同じ呼び出し音。
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六度目で留守番電話へ切り替わる呼び出し音を聞く数えつつ
令和二年七月八日
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無言で切れるものが多い。
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眼の隅で見て正視する音も無く鴉のあるいている窓の外
令和二年七月十五日
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不気味。
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高層のビルに群がる鴉らの上に浮く雲茜を帯びる
令和三年一月八日
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淡々と今日も過ぎゆく部屋ごとの時計の時間に従いながら
令和三年一月二十日
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四つの時計は少しづつ異なる時間を...
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パソコンの画面に表示の出る気温今日は朝から数字の下る
令和三年二月十九日
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眠れない夜に出てくる思い出は遥かになった人たちの顔
令和三年三月二十四日
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春めいた感触を持つ風の中 蝶一つ行く陽ざし映えつつ
令和三年四月十六日
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カーテンの陽ざしをよぎった影あってまた影あってまた影がある
令和三年五月二十四日
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道端の一樹の葉群いっぱいに響く一つの熊蝉の声
令和三年八月十一日
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肌寒く雨続きつつ折々に雷鳴がくる位置を変えては
令和三年十二月六日
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首振って風で私を出迎える消し忘れたままでいた扇風機
令和四年九月二十八日
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朝晩は急に秋らしくなった。 し...
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雲一つ無い青空の下に居る私と知らず見上げるまでは
令和五年二月二十六日
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背後から来た紋白蝶右折して入った道から揚羽出て来る
令和五年五月十三日
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暖かい夜とは言えど力なく壁際あるく冬のゴキブリ
令和五年十二月十八日
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拾い読みしている本から三十年前に記したメモの出てくる
令和六年一月二十二日
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何のメモかの記憶はない。
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