千葉 甫さん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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郵便の入れられた音思いのほか響いて私ひとり居る午後
平成二十九年一月九日
10
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読んでいた本の中から現実へ戻りつつ聞く湯の滾る音
平成二十九年一月七日
6
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冷える夜を「雪やこんこ」の歌がくる今年もやって来た灯油売り
平成二十九年一月五日
5
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年賀にもオセロ持参の三年生じゃんけんぽんよ さあゲーム初め
平成二十九年一月三日
3
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また同じうっかりミスの言訳も同じ言葉を使ってしまう
平成二十八年十二月二十八日
6
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目の中に落とし損じた眼薬の次の一滴またも目の外
平成二十八年十二月二十六日
3
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向こうから馴染みの猫の眼の合って尻尾もたげて揺らして過ぎる
平成二十八年十二月二十三日
8
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店先に置かれた椅子から行く人を見つめ続ける手書きのメニュー
平成二十八年十二月二十一日
6
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威勢よく呼びかけるがに焼きそばの幟はためく凩の道
平成二十八年十二月十九日
5
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目的地停車寸前タクシーのメーターするりと数字を上げる
平成二十八年十二月十七日
4
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書き上げた賀状一枚取り除ける午後に喪中のはがき届いて
平成二十八年十二月十五日
8
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鼻に来て歓声上げている山葵の過ぎて行くのを待つ眼を閉じて
平成二十八年十二月十二日
7
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別れ道それぞれに行く子どもらのバイバイの声投げ合いながら
平成二十七年九月七日
4
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朝から空気を煮沸するような蝉の声来る既に疲れる
平成二十七年八月十七日
2
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日暮れどき鴉は鴉と連れ立って私は私の影と連れ立つ
平成二十七年八月十二日
4
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明鴉聞いて再び来た眠り覚めて雀の弾んでいる声
平成二十七年七月二十七日
1
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真夜中に覚めて明るい窓を見た隣の人の死を昼に知る
平成二十七年七月九日
2
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来る風に縋った伸びている蔓の取りつく先を頻りに探る
平成二十七年六月十八日
1
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この夕べ漂って来た草の絮漂い続けてわが視野の外
平成二十七年六月十六日
1
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陽の光り揺らめく梅の繁葉に色づき初めた実の二つほど
平成二十七年六月十四日
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