千葉 甫さん
のうた一覧
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解体の家の跡地に生え出した草の緑の見る見る増える
平成二十九年五月二十日
8
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そこにあった家の解かれて長々と地上に伸びる電柱の影
平成二十九年五月十九日
10
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振り仰ぐ空に微粒の雨あって顔に痺れのような感触
平成二十九年五月十八日
4
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遠ざかる車のリアー・ウィンドウに眩しくはない夕陽の映る
平成二十九年五月十七日
4
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まとまらぬ思いと共に寝転んで見つめるほとんど動かない雲
平成二十九年五月十六日
6
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滑らかに髪靡かせてジーンズの脚の長くて風を行く人
平成二十九年五月十五日
6
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街灯の明りの下の真夜中の舗道に跳ねている雨の粒
平成二十九年五月十三日
6
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人通り車の通り跡切れたるときをよぎって行く蝶の影
平成二十九年五月十二日
5
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今日はもう売り尽くしたか豆腐屋の車の静かに追い抜いて行く
平成二十九年五月十一日
6
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見慣れたる笑顔なれども晴れわたる五月の風の中で耀く
平成二十九年五月十日
7
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三時間超える映画を観終って陽の傾いた現実へ還る
平成二十九年五月九日
5
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クレーンの先より垂れているフック風に吹かれて昼休みどき
平成二十九年五月八日
6
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所在なく降る雨の音聞いていて爪を切らねばならぬと思う
平成二十九年五月六日
9
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切り抜いておく筈だった朝刊の記事思い出す眠り待ちつつ
平成二十九年五月五日
5
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パレードの予定時間の終る頃雨の上がって陽の射してくる
平成二十九年五月四日
7
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この朝も来る鳩の声聞いている覚めて意識の晴れてゆくまで
平成二十九年五月三日
10
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暮れ際の空を映して解体の家の跡地にある水たまり
平成二十九年五月二日
12
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折々に屋根の端から青空の風に出てくる鯉幟の尾
平成二十九年五月一日
7
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留守電に声の入るのを待っていた電話の何も言わずに切れる
平成二十九年四月二十八日
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風の来て日陰の塀に這う蔦の束の間伸びて陽ざしに触れる
平成二十九年四月二十七日
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