千葉 甫さん
のうた一覧
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このLPしょっちゅう聴いていた頃の私の髪は肩まであった
平成二十五年二月十日
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花曇り降り出したのか戸口から空へてのひら向けている人
平成二十五年三月二十五日
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遠ざかる後姿が夜の道に点滅点滅信号の灯に
平成二十五年四月二十八日
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子どもらのわざわざ指を触れて行くペンキ塗り立てと書いてあるので
平成二十五年五月五日
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路傍から起き上がってきた新聞紙避けた私へ纏わってくる
平成二十五年六月十六日
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夢で会うたびに亡き父亡き母の歳は私へ近づいている
平成二十五年六月二十三日
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闇を来るヘッドライトに曝されて立つ灯らないままの街灯
平成二十五年七月四日
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逝く前に購って形見の置時計動き続けて一周忌来る
平成二十五年七月七日
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跳ね返る陽射し叩けばかんかんと音のしそうな猛暑日の昼
平成二十五年八月二十三日
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亡き母と歩いた最後の思い出は父の納骨した秋の午後
平成二十五年九月十九日
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四十年賀状交わしてきた彼が春に逝ったと喪中のはがき
平成二十五年十一月二十三日
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父母の没後は私へ来る賀状半世紀ほど会わぬ人より
平成二十六年一月一日
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あけましておめでとうございます。
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ハーモニカでよく吹いていた「浜千鳥」の引き寄せるわが少年の日々
平成二十六年一月十五日
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老人の住んでいる家逝った家隣り合わせて山茶花の咲く
平成二十六年一月二十九日
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冷蔵庫開けてふわりと柔らかい空気に出会う今日の冷え込み
平成二十六年二月十二日
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卓上の水栽培のヒヤシンスひっそり咲いて匂いの目立つ
平成二十六年二月十九日
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忘れないように記したメモ用紙何処へ置いたか忘れてしまう
平成二十六年三月三日
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枝先で膨らみきっては春雨の珠の光って地へ下りて行く
平成二十六年三月七日
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瞑想のかたちに眼閉じていてうつらうつらの春のひととき
平成二十六年四月四日
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しっかりとリード握って男の子泣きつつ走る犬に引かれて
平成二十六年六月二十五日
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