千葉 甫さん
のうた一覧
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次々と間近へ降りてここに居る私を構わず雀ら弾む
令和五年十二月十一日
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寝る際に聞いた雷鳴その後に雨があったと覚めてから聞く
令和五年十二月二十五日
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音立てて夜の通りを空缶が転がって行く風に蹴られて
平成二十五年一月十七日
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昨夜は灯に煌めいていた銀色の蛾の屍ある朝の床に
平成二十五年七月二十五日
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犬の吐く息荒々しくわが窓の下をよぎりて行く熱帯夜
平成二十五年八月二十八日
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出す日ではない日に出された生ごみを路上に広げて鴉の宴
平成二十六年二月二十五日
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日暮れどき鴉は鴉と連れ立って私は私の影と連れ立つ
平成二十七年八月十二日
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別れ道それぞれに行く子どもらのバイバイの声投げ合いながら
平成二十七年九月七日
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目的地停車寸前タクシーのメーターするりと数字を上げる
平成二十八年十二月十七日
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スキップで道を渡って行く鴉少し離れて猫すれ違う
平成二十九年一月十八日
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先ほどから聞いていたのはこれだった再沸騰をしているポット
平成二十九年一月二十日
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妹らの喋り合う声階下から亡き妹の声も聞こえる
平成二十九年一月二十六日
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雷鳴の二度ほどあって午後からはほとんど音も無く春の雨
平成二十九年三月二十一日
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フロアーをよぎった影に眼をやった窓には白い空があるだけ
平成二十九年三月二十五日
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覗きこむ部屋には誰の姿もなくテレビの声のあるいたずらに
平成二十九年四月二十四日
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振り仰ぐ空に微粒の雨あって顔に痺れのような感触
平成二十九年五月十八日
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遠ざかる車のリアー・ウィンドウに眩しくはない夕陽の映る
平成二十九年五月十七日
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持っていた時間あっさり失って思案半ばの私の残る
平成二十九年五月二十六日
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張り紙のある閉店の店のドア開店中より人の眼を呼ぶ
平成二十九年六月三日
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信号に塞き止められて次々と点るブレーキ・ライト見下ろす
平成二十九年六月六日
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