樟さん
のうた一覧
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如月の月のあかりは薄くしてひとつの罪もつくることなく
平成二十五年二月二日
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暗闇に赤きテールランプの消え行くをただ立ち止まり一人見てをり
平成二十五年二月一日
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うららなる陽を閉ざした霞みのなかで眠りつくため酒一人飮む
平成二十五年一月二十六日
1
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悲しきは夜の仕事の辛さより朝日覆いて眠りつくこと
平成二十五年一月二十六日
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店先に初めて竝ぶ菜の花の淡き春色手袋とりぬ
平成二十五年一月二十三日
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廃校の裏庭にあるベンチには幼き恋の落書きのこる
平成二十五年一月十九日
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校庭の片隅に生く桜木は夢まだ持たぬ少年の遺産
平成二十五年一月十九日
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冬時雨重たき足の夕暮れは安き酒場の木の葉となれり
平成二十五年一月十五日
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語れども語り返さぬ徳利の白き肌持ちことりと寝かす
平成二十五年一月十五日
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陽だまりの水仙ひとつお越したる補助車押す老婆に笑顔
平成二十五年一月十四日
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百円の鯛あら買うて大根とあわせて肴鯛汁となり
平成二十五年一月五日
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四日にて暮れ正月の來たりける何やら嬉し風呂洗ひたる
平成二十五年一月四日
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三十一文字ノートに刻む言葉なく失なったものただ見つめている
平成二十四年十二月二十九日
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言葉さえ文字すらいつか忘れいてノートに黒き鉛筆のあと
平成二十四年十二月二十九日
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