紫水大夫さん
のうた一覧
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名を問はば主人ひとこと「戀泥棒」・・・・鬼燈の盛りは涼やかに見ゆ
平成二十二年七月十九日
6
食用のほおずきが道の駅に売ってま...
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蕾解け上の位置まで咲きければ 梅雨の終はりや立葵かな
平成二十二年七月十九日
8
下から順番に咲いてゆき、一番上が...
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我のあとを追ひかけて鳴く鴉鳥、もしや轉生、母のたましひ
平成二十二年七月十七日
8
亡くなった母の魂が、鴉に生まれ変...
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「爺と婆」その聲愛し聞きたくて 寫眞の中の二人を見入る
平成二十二年七月十七日
7
お盆にやってこぉへんかなぁ
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空おほふ積亂の雲たけだけに 山の端搖れ見ゆ白神の峰
平成二十二年七月十七日
11
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一匹の蟻は行く向き見誤り 晝過ぎるころの鋪裝の歩道
平成二十二年七月十七日
8
足と言うのか手と言うのか、火傷す...
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灰色の雲居丈高に逆卷ゐて 彼方の空の青消しに行く
平成二十二年七月十六日
8
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きみが云ふ言靈深き一節に吾れはいやされ道を違へず
平成二十二年七月十五日
10
神様はその人以上に試練を与えない...
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寄り添ひて神のみ前に誓ひたて死出の道行き、きみとまいらむ
平成二十二年七月十五日
7
云十年前、神の前で誓った事です。
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蜩の聲悲しけれきれぎれに朱音の彼方に消え入りならむ
平成二十二年七月十五日
6
一生懸命なのに、体調が悪いのかス...
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夢喰らふ貘にもなれずほそぼそに きみと手を結ひまた歩みだす
平成二十二年七月十四日
11
貴女にはたいしたことも出来なくて...
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葉返しの風靜まりて小ぬか雨 何處の地にや吹き荒れてやも
平成二十二年七月十四日
10
北東北に吹き荒れた悪戯すぎる風は...
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山車の上狐面して腰を振る 男幼子爺をはなさず
平成二十二年七月十三日
9
おだれられて山車の上に登った三歳...
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昇龍八重芯菊先紅緑 みなあふぎみむ夏の夜の夢
平成二十二年七月十三日
11
大輪の花が咲いたがごとく・・・見...
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ぬばたまの闇をわけてぞのぼりゆく はなちるまへのふとき火柱
平成二十二年七月十三日
8
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まど越しのあま音あまだれ雨やさめ 吾れの眠りはうすくとぞなり
平成二十二年七月十日
5
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地に下りた天の川だと云ふきみと たゆとうばかりの螢火をみん
平成二十二年七月七日
8
今年はじめて蛍をみました。
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葉隱れてまだ熟れもせず通年の實木の間通しの風にふるへん
平成二十二年七月七日
6
青くてかたく、小さな実をつけてい...
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世直しとあまたの人のいでにけりかくありなんと聲からし云ふ
平成二十二年七月六日
6
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山里をあかく塗られた汽車一兩夏のあつさをかきはけはしる
平成二十二年七月六日
6
廃線の危機に瀕している路線ですが...
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