りゅう たいせいさん
のうた一覧
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サクサクと足音聞こえ振り向いて目も輝かすワタシは犬か
令和五年二月三日
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あの犬が雨宿りしてた紫陽花は咲いていますかアルバムを見る
令和元年五月二十八日
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幾年も城に迫りし秋の風紅葉が揺れる慰霊碑の上
平成二十九年十一月四日
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あの夏に ワンピース着てゐた あの人は 人の親へと 変わっていった
平成二十七年十月十日
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休日の職場に響く蝉の声七日過ぎれば聞けぬこの声
平成二十七年八月二日
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蝉たちよ生まれた夏は幸せか散りゆく夏とて幸せなのか
平成二十七年八月二日
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寂しいと SNSに しがみつく電波でつながる 命の綱に
平成二十七年七月二十六日
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SNSのつながりのみの人間関係し...
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明日への 不安をどこに 捨て去れば ゴミ箱探して 過ぎ去った日々
平成二十七年七月二十六日
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この夜に微かに聞こえる爆音を花火と思えるこの幸せさ
平成二十七年七月二十六日
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通勤時 片肘ついて 見る窓に映る自分へ 微笑み返す
平成二十七年七月二十四日
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二年前 あなたが好きよ と言った君返し損ねた 本を見開く
平成二十七年七月二十二日
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頂上で 夕日見遅れ 下を向く気付けば花が とても綺麗だ
平成二十七年七月二十二日
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胸にある 熱き思いを 殺すのは 周りの人か かたや自分か
平成二十七年七月二十日
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1日中 アレしろ コレしろ 言っといて時折見せる 優しさは罪
平成二十七年七月二十日
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若き日に 苦手で避けた あの人に 会ってみたいと 思う夏の日
平成二十七年七月二十日
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車窓には きれいな白山 顔出すにケータイの窓 見つめる群集
平成二十七年七月二十日
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おしゃれして 改札前で 背伸びする あなたは誰を 待っているのか
平成二十七年七月二十日
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飲もうぜと 君が誘った 帰り道 裏の小路は 風鈴が鳴る
平成二十七年七月十九日
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まな板で メロンを切って 食す夜 孤独も一緒に 味わいながら
平成二十七年七月十八日
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お盆だが 方向音痴の あなたには 分かるだろうか うちの迎え火
平成二十七年七月十七日
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