鍬乃呑さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
薄く積もる雪に日が差し家を出る頃には黒く泥濘んでいる
平成二十八年三月一日
2
もっと見る
雪の朝遅く目覚めて昼食に作ったらしきシチューを食べる
平成二十八年三月一日
5
もっと見る
名も知らぬ鳥と目が合い捗らぬ仕事道具ですぐに調べる
平成二十八年二月二十九日
5
もっと見る
今日とても無為に眺める枯れ枝にとまる鶫が俺を見ている
平成二十八年二月二十九日
5
もっと見る
ラジオにてコミットメントフォビアなる言葉を聞いて口を押える
平成二十八年二月二十九日
0
もっと見る
床を立ち湯を浴びてから鏡台を睨む頃にはにじる退屈
平成二十八年二月二十九日
5
もっと見る
背後では甥の捕らえた鮒金が叱咤するのか水を打つ音
平成二十八年二月二十八日
5
もっと見る
今日もまた家に居られず膝裏の軋み出すまで彷徨っている
平成二十八年二月二十八日
2
もっと見る
法廷に引かれるがごと突然の電話を未だ上手く取れない
平成二十八年二月二十八日
2
もっと見る
着信の画面がふいに現れて消えてゆくまでただ見つめてる
平成二十八年二月二十八日
2
もっと見る
伸び過ぎた髭に触れてもさて誰に見せるでもなし歯磨きをする
平成二十八年二月二十八日
4
もっと見る
彷徨えば地蔵の赤き装いの新しささえ妬ましく見る
平成二十八年二月二十七日
4
もっと見る
朝食を済ませて窓の枯れ枝を眺めるうちに昼食になる
平成二十八年二月二十七日
8
もっと見る
明日こそ朝日を浴びて歩こうと酒毒に重い身を横たえる
平成二十八年二月二十六日
6
もっと見る
酒をでも飲まねば父母の他愛なき言葉に触れていられぬ夕餉
平成二十八年二月二十六日
5
もっと見る
本当は尻に火が付く助けにもなれと朝から酒が飲みたい
平成二十八年二月二十六日
1
もっと見る
目の前に壁も無ければ立ち上がることも叶わず目を閉じてみる
平成二十八年二月二十六日
1
もっと見る
外に出ず人にも会わず湯上りの髭の柔さを確かめている
平成二十八年二月二十六日
6
もっと見る
日に飢えた獣は沁む風の中家を逃れて彷徨っている
平成二十八年二月二十五日
1
もっと見る
冗談を言い笑い合う家族には悩み事など話せなかった
平成二十八年二月二十五日
6
もっと見る
[1]
<<
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
>>
[29]