鍬乃呑さん
のうた一覧
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大抵の感情ならばお湯で割る焼酎で洗い流れゆくのに
平成二十六年十二月十八日
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珍しく晴れた湖畔に駆け出して水面を滑る鳥を見ている
平成二十七年一月十三日
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酢に浸かる生姜や梅を摘んではおにぎりを食む病床の朝
平成二十八年二月二十五日
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酒をでも飲まねば父母の他愛なき言葉に触れていられぬ夕餉
平成二十八年二月二十六日
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私には書斎があってコーヒーも淹れてもらえるドーナツもある
平成二十八年三月三日
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背後では甥の捕らえた鮒金が叱咤するのか水を打つ音
平成二十八年二月二十八日
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床を立ち湯を浴びてから鏡台を睨む頃にはにじる退屈
平成二十八年二月二十九日
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今日とても無為に眺める枯れ枝にとまる鶫が俺を見ている
平成二十八年二月二十九日
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名も知らぬ鳥と目が合い捗らぬ仕事道具ですぐに調べる
平成二十八年二月二十九日
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雪の朝遅く目覚めて昼食に作ったらしきシチューを食べる
平成二十八年三月一日
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居酒屋で田中慎弥の掌編をサラリーマンに囲まれて読む
平成二十八年三月一日
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うな垂れた脳細胞にカフェインと糖を与えるドーナツ屋にて
平成二十八年三月三日
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日光の中を歩けば汗ばんだコートの中で夜は震える
平成二十八年三月三日
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塾を終え友と語らう子供らを窓に見ながら酒を飲んでる
平成二十八年三月三日
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好きなだけ寝過ごし腹も膨らませ酒を飲んでも悔いになるのに
平成二十八年三月七日
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目を覚まし這い出た虫もおそらくは雪を呪いつ寝直している
平成二十八年三月九日
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足跡も雪に消されて今夜なら鳥や獣が忍び込むかも
平成二十八年三月九日
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生業の終わりに酒を飲みながらどこか遠くを歩きたくなる
平成二十八年三月十四日
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歳経ても何者にでもなれないでいる悲しみを忘れられない
平成二十八年四月十日
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桜には神社の朱より城跡の乏しい色がちょうどよろしい
平成二十八年四月十二日
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