鳰さん
のうた一覧
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髪を切る理由をあなた下さったうらみなどない綺麗なものです
平成二十五年九月二十三日
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きみいとし愛という音によりそえばすべてうれいもしりぞくちから
平成二十五年十一月十八日
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枇杷の実をほうりなげればなつかしき友の笑顔が浮かびくるかな
平成二十五年十二月二十七日
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無粋を無粋と知って読む冬の夏歌。...
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失速は知らぬまに起きているあなたを見てもどきどきしない
平成二十六年四月十二日
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女々しいのきらいなの私たおやかなひとが好きならお門違いよ
平成二十六年四月二十二日
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夏の夜のしけった風の花の香に誰を見たのか君は知らない
平成二十六年八月十日
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いいひとがいるのよあなたぴったりよ言われるうちが花だと思えば
平成二十六年十月十四日
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ああ神よどうか教えて見いだして全てをかけて愛すべき人
平成二十七年二月二十一日
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さんば~でぃとぅ~♪らぁぁあ~ぶ
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愛を知り花化粧水振り撒くわ高くかおるはロサ・ダマスセナ
平成二十七年三月二十一日
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笑いつつ泣きたいときもあるものさ桜のように散りたいすぐに
平成二十七年四月二日
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不安さを歌に包んで閉じ込めた宝石つけて誤魔化してみる
平成二十七年十月二日
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紺の地の袷を重ね帯色と羽織と選ぶおんなの楽しさ
平成二十七年十二月二十四日
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髪先でゆるく結んでひねったらキリリと上げて髪留めパチン
平成二十七年十二月二十四日
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我を張れといわないでくれ己には自ら磨く強さがあるから
平成二十八年一月二十五日
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なにもせず部屋にこもるは鬱々しあくせくとする又それも苦し
平成二十八年二月十四日
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こわいもの浮き立つ足を捕まえて不安の淵に繋ぎ止める手
平成二十八年六月一日
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勘違うつどにきれいになってゆきつどに強くもなっているかな
平成二十八年七月九日
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我を張れば己の硝子は曇りゆく我を捨て去るはされど色なし
平成二十八年七月九日
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人も世も様変わりして夏が明け茄子買い時とメモの書き付け
平成三十年九月一日
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流行り病怯えて暮らす人々の救いはあらぬ今朝も出勤
令和二年二月十九日
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