真如さん
のうた一覧
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蒼き日の 熱き想ひを 知る湖の 消えゆく藍か 波騒ぎ立つ
平成三十年四月二十日
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梅丈岳に 立ちて君指す 三方五湖 春の陽みちて それぞれの碧
平成三十年四月二十八日
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薄墨の 景に眠るや 竹生島 夜明けの湖に ひと筋の水脈
平成三十年五月四日
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花吹雪 つづく湖岸 君と往く 裡まで春の 彩に染みつつ
平成三十年五月四日
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ひとすぢの 雲のゆくへは いづこなる 終の地染めて 燃ゆる夕映え
平成二十四年十月十五日
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遥かな人…遥かな地
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きざはしを 君の背みつめ 上りゆく 御寺の真昼 鐘の音清し
平成二十四年十月十九日
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紫式部ゆかりの三井寺の明るき真昼...
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雪の富士 眼間いっぱい 迫りくる 吾が狭量を 圧する如く
平成二十四年十一月十四日
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白樺の峠 越ゆれば 雲海の 彼方に浅間の 烟り立つ峰
平成二十八年三月十一日
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如月の 雪の信濃路 いでゆけば かがよふ海も 花も優しき
平成二十八年三月二十三日
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鳰の海 名残の春を 巡りこし 窓辺にけぶる 夕べの灯り
平成二十九年六月十七日
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遥かな大宮人に想いを馳せつつ
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寒月の 冴え渡りゆく 白き峰 君がみ胸に 一夜の夢や
平成三十年一月十三日
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月光に輝く神々しいアルプスの峰々
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蒼き日の パスカル、ヘッセ、ヴェルレーヌ 甦りくる 君とし語れば
平成三十年一月二十一日
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石走る 雪解の水の 春の唄 しぶき光て 湖まで往かむ
平成三十年三月三十一日
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遠がすみ 水平線の おぼろにて 此よりは君が 故郷なりき
平成三十年四月二十八日
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鍬置きて 畔に憩へる 老夫婦 あんずの花の 舞ひ散る樹下
平成三十年五月十二日
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密やかに 散り敷く白き えごの花 おほどかに座す 万治の石仏
平成三十年六月二十三日
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巨ひなる 水の器に 還りゆく 皐月の雨の 水輪の絶えず
平成三十年六月二十三日
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手鏡の 曇れるあした 秋ふかみ 虚しさ埋める すべなく生きる
平成二十四年十一月六日
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明るく愉しき歌を詠む日を待ちまし...
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前の世の えにしの君か 紅の 紅葉の御寺 いざなはれゆく
平成二十七年七月十二日
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碎かれし 心の破片 つなぐすべ 無きまま彩の あせゆく紅葉
平成二十八年十月二十八日
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