赤石仙人さん
のうた一覧
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高架バス窓より見える白き峰右に御嶽左に伊吹
平成二十六年一月三日
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名古屋市内は高層ビルが立ち並ん...
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雜草の中にひそみて咲く花の白きに魅入りて春を壽ぐ
平成二十六年三月三十日
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桜も良いですが、小さな白い花も...
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大分の故郷に住む義父(ちち)義母(はは)を一夜訪ない語らひ盡きず
平成二十六年四月七日
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大分県由布市に二人で住む義父義母...
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信濃路は路線バスこそ樂しけれ東に赤石西に宝劍
平成二十六年五月九日
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中央道で伊那谷を通ると東に赤石山...
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白雲の海に浮かぶ富士の峰朝日に映えて茜に染まる
平成二十六年八月十一日
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夏草を刈り取り見ればあちこちに珍しき苗顏を出すなり
平成二十六年九月一日
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夏草の季節も終わりますね。
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古の阮咸(げんかん)彩る捍撥(かんばち)に圍碁に興じる高士の姿
平成二十六年十一月十八日
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桑木阮咸は、桑の木で作られた弦楽...
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菜園に鹿の訪なう季節來て今日もキャベツを食べて行きけり
平成二十六年十一月十八日
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奈良公園の近くの畑には、鹿がやっ...
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古の夢が眠れる平城京芒の銀穗風に搖られて
平成二十六年十一月二十一日
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大和路を秋一番に賑はせる正倉院展も今日で終はりぬ
平成二十六年十一月二十一日
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恒例の秋の正倉院展が11月初旬に...
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萬端に仕事の段取り手配して眠りに就けば惡夢訪れ
平成二十六年十二月三日
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久しぶりに熱を入れて仕事の計画を...
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公園に行くまでもなく鹿ぞ棲むわがキャンパスに冬の訪れ
平成二十六年十二月三日
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奈良公園の隣の学園で働いています...
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年毎に増える喪中の挨拶葉書今年は十指に餘りぬるかな
平成二十六年十二月十日
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還暦を過ぎた頃から倍増しました。
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一票を期日前に投げ入れてさて日曜日何處に遊ばん
平成二十六年十二月十一日
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念のため解散には、念のため投票。
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大義なく念のためにと解散し藪をつついて蛇を追い出す
平成二十六年十二月十五日
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師走の総選挙。与党大勝の陰に、自...
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霜降りてジャガイモの葉萎れゆき收穫のとき來るを告げる
平成二十六年十二月二十一日
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今年の秋ジャガです。
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冬の朝空澄み渡りいつもより近くに見える生駒の山頂(ゐただき)
平成二十六年十二月二十七日
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奈良の盆地の東側から見ると生駒山...
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正月と云へば昔は里歸り今は己の故郷づくり
平成二十七年一月三日
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帰る里に家はなし。なれば、終の棲...
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雲海に浮かぶ富士の嶺雪化粧漕いで行かむか舟は何處に
平成二十七年三月十六日
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冬枯れの小枝に殘れる紅葉は雪降る朝を待ちてゐるらむ
平成二十八年一月十五日
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