赤石仙人さん
のうた一覧
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眞新し朱色鮮やか平等院平安の夢いま蘇る
平成二十六年十一月二十八日
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改修を終えた平等院を拝観してきま...
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冬将軍列島覆い初氷子ども心で踏み割り遊ぶ
平成二十六年十二月十八日
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北海道は猛吹雪。奈良は冷たい木枯...
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初めての獨りで過ごすクリスマス子どもの頃を懷かしみつつ
平成二十六年十二月二十五日
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一緒に暮らす息子は外出。
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外は雪初日の昇る富士山をテレビで眺め寿ぐ今朝かな
平成二十七年一月一日
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名古屋は朝から雪です。
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還暦を過ぎて迎へる誕生日一年毎に子どもへ返る
平成二十七年一月十六日
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若き日の青春歌謠流るれば瞼に浮かぶ憧れの君
平成二十八年二月二十二日
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颱風の過ぎたる後に遲咲きの朝顏青く空を映して
平成二十八年九月十二日
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寶劍の頂までは登れども劍先に立つ餘力殘らず
平成二十八年十月二日
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人生の節目を刻む砂時計停年までに殘り半年
平成二十八年十月七日
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週一のテニスを始めて早三月少しは腹もへこみたるかな
平成二十八年十月九日
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名にし負ふ兼六園の老樹松幾年月の風雪に耐へ
平成二十八年十一月八日
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また一つ峰を越えれば新たなるたをやかな峰我を招くか
平成二十八年十一月十一日
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遷宮を果たしたるかな春日なる大社の柱朱に輝きて
平成二十八年十一月十一日
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尾張野の高架を走るバスの窓白く見ゆるは御嶽の嶺
平成二十八年十二月三十日
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無花果の實のつき方こそ面白けれ花咲く前に枝より生える
平成二十九年五月二十四日
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金芽つげ插し木試み早四週何れのの枝に根は生えをるか
平成二十九年五月二十四日
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二株の花芽出揃う紫陽花は何れが白か紺紫か
平成二十九年五月二十四日
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ようやくに實を結びたる胡瓜にて明日は二本を收穫せむか
平成二十九年六月十一日
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二箇月の子猫もらひて放つれば聲はすれども姿は見えず
平成二十九年六月二十五日
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チロチロと部屋の隅より顏出せば子猫の名前チロとつけたり
平成二十九年六月二十五日
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