南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 昼食はとらずに祈る母国語で神のみ連れて日本に来た青年 平成二十四年十二月二日 6 日本（ここ）青年（ひと） もっと見る
- 宙のケロイドに似た天の川我だけが知る星が或るかも 平成二十四年十二月二日 4 宙（おおぞら） もっと見る
- 或いは今ケセランパサランなるものの浮遊に付き合う１２月１日 平成二十四年十二月二日 2 もっと見る
- 蜘蛛の巣に捕らわれたのか初雪が滴になりし晴れた翌朝 平成二十四年十二月一日 1 もっと見る
- 靴脱げば蒸れたる足の匂い満ち諌めるひとの無いことを知る 平成二十四年十二月一日 5 もっと見る
- 耳掻きの先にへばりついているさっきまでの僕が邪魔になってる 平成二十四年十二月一日 4 もっと見る
- 宛先を書けないでいる葉書取り我はさすらう繭にまだいる 平成二十四年十二月一日 6 もっと見る
- 献血し４００ミリの我の血は偽善と慈善の分銅となる 平成二十四年十一月三十日 11 もっと見る
- 吹出物絞りし指に飛び散った薄まりし血をその腹で削ぐ 平成二十四年十一月三十日 1 もっと見る
- 指先にあなたを弾く意思あれば暖めている撃鉄がある 平成二十四年十一月二十九日 3 もっと見る
- 異食せし口を掻き出す生指がこのおばちゃんの清潔な芯 平成二十四年十一月二十八日 1 もっと見る
- 結界をもろともせずにゼロ距離を苦もなくこなすおばちゃんに会う 平成二十四年十一月二十八日 3 もっと見る
- 鉄腕のアトムが産まれ来るのなら原発技術をそこに注げば 平成二十四年十一月二十八日 0 もっと見る
- 叫べよと言われ一声「お母さん」英霊たちの末期もそうとか 平成二十四年十一月二十八日 1 もっと見る
- バラ売りの野菜を一つ買いましたわたしに見合う皿があるから 平成二十四年十一月二十八日 1 もっと見る
- みじん切り野菜とひき肉合わせたら餃子をたっぷり明日は休日 平成二十四年十一月二十六日 5 もっと見る
- 券を買いコートも脱がず丼を掻き込むまでがここのシステム 平成二十四年十一月二十六日 1 もっと見る
- 熟柿の臓器を吸いし口元のルージュに静かな企みがある 平成二十四年十一月二十六日 5 もっと見る
- 早起きの僅かな得を見つけても１日トータルほんのりマイナス 平成二十四年十一月二十五日 6 もっと見る
- 卵焼く油の音につられたかいつもに増して音痴な鼻歌 平成二十四年十一月二十五日 2 もっと見る
