南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- なんかレーザー発する目をする政治家頬の赤身に隠すものある 平成二十四年十二月十七日 2 もっと見る
- 流星が夜空に付けた掻き傷は刹那に消えるまわり道した 平成二十四年十二月十六日 6 もっと見る
- わがままを通して逝った老人看とり「ほんとにどもねっ」懺悔に聞こゆ 平成二十四年十二月十四日 2 老人（ひと） もっと見る
- 蜘蛛の巣にふうわり落ちた初雪が滴に変わる晴れた翌朝 平成二十四年十二月十四日 12 歌会「初雪」投稿作改 もっと見る
- 麻痺側に寄り添い「せーの」で立つ君の重さを知りたる我の右腕 平成二十四年十二月十四日 1 もっと見る
- 落ち葉踏む車椅子より伝わりし微震を噛みしめ末期を二人で 平成二十四年十二月十四日 6 終末介護の風景 もっと見る
- 封切らぬ煙草を添えて送り出し名札とシーツは剥がされてゆく 平成二十四年十二月十四日 14 もっと見る
- 七匹の野良と住みたる家の隅埃の厚みは圧されし歴史とか 平成二十四年十二月十四日 2 歴史（とき） もっと見る
- 夕映えの富士を輪切りにしてしまう電線走るネオン街を抜けて 平成二十四年十二月十三日 8 もっと見る
- 手袋を繋いだ紐が短くてもはや手錠です北風吹いた 平成二十四年十二月十三日 1 もっと見る
- 玄関の折り畳まれた車椅子潰れたタイヤは今もそのまま 平成二十四年十二月十二日 5 弱っていくということ もっと見る
- 燕の巣支えの板は新しい取り壊しの日メールで受ける 平成二十四年十二月十二日 2 もっと見る
- 特売のミックスサイズ卵取り違いを力説・・・あっパン焼けた 平成二十四年十二月十一日 3 主婦の高説より私のパンの仕上がり... もっと見る
- 秋過ぎて今年も松茸栗ご飯ありつけないで炬燵を据える 平成二十四年十二月十日 5 もっと見る
- 挑戦に挑戦重ね粉吹きの干し柿になぁれ皮剥き半日 平成二十四年十二月十日 4 今年は何個成功しますことやら もっと見る
- 残響を落として大地ふるえなば３・１１思い返すも 平成二十四年十二月十日 3 アウターライズ地震の後 もっと見る
- 左耳左耳左耳なる造作にででむしとどまるや 平成二十四年十二月十日 3 私もＮＨＫ見ました紫苑さんへ もっと見る
- 娘嫁き我姓は途絶えたるものの受け継がれるは耳の系譜か 平成二十四年十二月九日 4 福耳の家系です もっと見る
- 朽ち畳畑の隅に積まれおりひそみし蟲の鼓動を思い 平成二十四年十二月九日 3 密かに春まつ蟲たちの居場所 もっと見る
- 昨日迄ちゃぶ台でした今日からはドテラと併せ冬ごもりするところ 平成二十四年十二月九日 0 もっと見る
