南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 言い訳を拳作りて力説すその唇の紅がズレテル 平成二十六年一月四日 3 もっと見る
- あれこれとありましたけどほんねんもよろしくと笑む二年目の君 平成二十六年一月一日 5 もっと見る
- 後れ毛の一筋揺れる大掃除少しサボって君を見ている 平成二十六年一月一日 9 もっと見る
- 有り金を選りし指先寒を知り目線を落とす級長が君 平成二十五年十一月二十三日 4 もっと見る
- ヨレヨレのスーツお願いいたします買い子に媚びて質の門出る 平成二十五年十一月二十三日 2 もっと見る
- 風の音が斜めに突き刺す休日は森を抜けたる狼となり 平成二十五年十月二十日 8 もっと見る
- ザムザムと洗濯物がたなびいて独りの部屋が縮まってゆく 平成二十五年十月二十日 6 もっと見る
- 飛ばされし傘よりそれを持ってった風を見ていた早朝の坂 平成二十五年十月二十日 8 もっと見る
- 道に描くロボット皆に踏まれゆく四十を少し過ぎてあの頃か 平成二十五年十月五日 5 もっと見る
- 秋の薔薇香り立てずもあるのです在るのですから我友を待つ 平成二十五年十月四日 10 もっと見る
- じゃがいもがほくほく煮えたちと夕方認知の妻がエプロン掛けた 平成二十五年六月二十一日 3 もっと見る
- 河辺より持ち帰りたる石ひとつ玄関に置く家宝なき家 平成二十五年六月十七日 9 もっと見る
- 僅かなる響きを頼りに音紡ぎあなたの吐息の輪郭を知る 平成二十五年六月十四日 10 もっと見る
- ファミレスのコーヒー冷めておかわりを注いでもらったそして生きてる 平成二十五年六月十四日 4 もっと見る
- 「風に聞け」とは古いかなとニヤリして新車を楽しむ喜寿の父と 平成二十五年五月十五日 7 もっと見る
- 向日葵の新芽に滴がぶら下がりそをじっと見る五月雨の後 平成二十五年五月十四日 11 もっと見る
- デイ終わり新茶をすすりまた明日あすも「はじめまして」で名乗る 平成二十五年五月十一日 7 もっと見る
- 五月雨や傘を忘れて映画館全席指定にたじろいでいる 平成二十五年五月十一日 2 もっと見る
- 愚痴を聞く猫の欠伸に気付かされあすのネクタイはかなり派手目 平成二十五年四月二十三日 6 もっと見る
- 擦り付けた肩が「遅いよ」と言ってるむせび泣きして缶詰めを切る 平成二十五年四月二十三日 1 もっと見る
