南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
- 午後の墓地ノイズ波形の雨が落ちチリチリとなるこめかみに熱 平成二十四年九月二十二日 3 もっと見る
- 積年の介護連絡帳を手に薄い表情した写真をじっと見る 平成二十四年九月二十一日 2 もっと見る
- うつむきし百合はなにを悔いるのかブレーキもせず欠伸と下る 平成二十四年九月十八日 1 こんなかんじ？ もっと見る
- 繋がりを絶ちきるタイムカード押しいつもの独りがまたやってくる 平成二十四年九月十八日 8 ある境目から全自動独りぼっち もっと見る
- 酒ついだペットボトルはガボガボと今日を腐らす酸を吐き出す 平成二十四年九月十七日 4 忘れるとは生きること もっと見る
- 根元まで吸いし煙草の火首そぐ親指にヤニある丸き爪 平成二十四年九月十六日 2 人生は指先が語る もっと見る
- 肉削げて敷居をまたぐ母のあるお帰りなさいいってらっしゃい 平成二十四年九月十五日 3 死を見守るということの一例 もっと見る
- 鶏頭の赤の紅さと縫い合わす花に深きの貝見る９月 平成二十四年九月十五日 1 詰め込みすぎでしょうか もっと見る
- 大虹の真下が我の目的地ペダルを蹴って髪律動す 平成二十四年九月十五日 3 変則ギアのない自転車ってチャレン... もっと見る
- 蝶を追い慶珍塚に喘ぐ息虹の真下を目指して・・・独り 平成二十四年九月十五日 2 七色の虹を初めて最近見ました。大... もっと見る
- 雑巾の螺旋に時を緊じたら西より出る陽を持つひとある 平成二十四年九月十五日 1 記憶のリセットとスパイラルに調和... もっと見る
- 「食べない」の訳は「兵隊さんのため」彼のかつてが今そこにある 平成二十四年九月十三日 3 過去を今生きている人達のかつての... もっと見る
- 土けぶるスクランブルの向こうにはガラスの目をした我があるや 平成二十四年九月十三日 0 他人の空似も自分だと恐怖です もっと見る
- 昼下がり急行列車が掻き消した赤いヒールの正確な聲 平成二十四年九月十三日 1 足音にも官能はあります？ もっと見る
- 長月の明けに遅れて脱したる蝉のゆく空高かりし夢 平成二十四年九月十三日 2 大器晩成です もっと見る
- 万年の滴が産みし石真珠百の老女が「吾も娘さ」と 平成二十四年九月十三日 2 ケーブパールの見つかる地にて もっと見る
- ジクジクと油の鳴く声に目覚めれば洗面台に歯ブラシ増えた 平成二十四年九月十三日 1 同棲初日 もっと見る
- 酒煽り煽れど青きひねもすの記憶の壺は閉ざされぬまま 平成二十四年九月十二日 3 アルコールに慣れてしまった。歳で... もっと見る
- 白濁の瞳と透ける手がかざす辺りが君の時の境目 平成二十四年九月十二日 4 介護の仕事はなかなか面白い場面に... もっと見る
