南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 鉄の味する水蛇口より飲みし廃校となる廊下が光る 平成二十四年十月三日 6 もっと見る
- 中指で吊られし軍手風に揺れ撒き散らしたるファックユーかな 平成二十四年十月二日 1 もっと見る
- 音欲っし夜中に窓を開けたれば足音を消す猫と目があう 平成二十四年十月二日 4 野良も家族でして もっと見る
- 環七の分離帯にてすすき揺れ東京僻地は潮の香が満つ 平成二十四年十月二日 18 もっと見る
- 買い換えた時計の音で目覚めれば台風一過１０月朔日 平成二十四年十月一日 5 関東直撃の台風皆さん大丈夫でした... もっと見る
- バイト終え今日の疲れを弛緩さす煙の行く手におぼろ月浮く 平成二十四年九月二十九日 15 もっと見る
- 三人の老婆が高き笑い声夕日はベンチに僅かにかかる 平成二十四年九月二十九日 5 もっと見る
- 湯船より抜かれしものは渦巻いて今日の自分が溶け出してゆく 平成二十四年九月二十九日 9 もっと見る
- 水源の心配よそに朝寝坊鈍色の街立ち漕ぎで抜ける 平成二十四年九月二十八日 1 ３ヶ月の睡眠不足から解放されたら... もっと見る
- どの箱に靴をいれたかわかんない明日は会社にスニーカーでいこっ 平成二十四年九月二十六日 2 もっと見る
- 畳の香まだ新しき部屋を借り荷もほどかずに亀の名を呼ぶ 平成二十四年九月二十六日 6 もっと見る
- 引っ越しの最後の荷物は金魚鉢出窓に付きし別れの航跡 平成二十四年九月二十六日 2 独りになって亀を飼いました もっと見る
- 安酒のきついのが好き酩酊を欲しているのに皿を洗う 平成二十四年九月二十五日 2 もっと見る
- 乳をやる母猫の目にたしなまれ煙草を仕舞いミントにしとく 平成二十四年九月二十五日 2 もっと見る
- 前置きもなく語りだす「この辺も・・」くゆらす煙がビルたちを消す 平成二十四年九月二十五日 4 もっと見る
- 閉ざされて緑道となりし川の名を知る翁座す花壇で二人 平成二十四年九月二十五日 3 もっと見る
- 皮下にある鬱血せしものえぐらんと爪たてみいる血筋浮く腕 平成二十四年九月二十四日 4 もっと見る
- 幾年分しまい込んでた言葉告げ数秒走る降りたホームを 平成二十四年九月二十四日 4 もっと見る
- 一駅の間で告げた「元気でね」扉は閉まり君の背を追う 平成二十四年九月二十四日 1 もっと見る
- 団地群入り口塞ぐ板朽ちて東京僻地のコンビニ霞む 平成二十四年九月二十三日 1 都会の僻地探しも吟行ですね！ もっと見る
