南 骸骨さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 夕焼けはすすきの隙間で揺れていた土手の黒猫そのなかに消え 平成二十四年十月二十七日 3 もっと見る
- ちょっとだけ人混みよぎり目をこする気付かれぬよう笑う準備か 平成二十四年十月二十四日 1 もっと見る
- 弟よそっちじゃかなり先輩だぁ俺もそろそろ逝くから待ってろ 平成二十四年十月二十四日 7 もっと見る
- 鳥の声勝ちどきのごと響く朝果実盗れないところより熟れ 平成二十四年十月二十三日 1 もっと見る
- 貯金箱底が抜けてるその訳は父の煙草が２つになってる 平成二十四年十月二十一日 3 もっと見る
- パパ真似て大盛うどんを頼む子を諌めぬママの二の腕揺れる 平成二十四年十月二十一日 4 もっと見る
- くすりみず震えし口が作りたる波紋にざわめく今日の途中か 平成二十四年十月十九日 2 もっと見る
- 携帯の省力画面に映りたる充血せし目を見ながら文字打つ 平成二十四年十月十九日 3 寝転んで携帯を見てました。だれて... もっと見る
- その笑みの回数分だけ刻まれし目尻の皺の深きまで吸い 平成二十四年十月十九日 4 もっと見る
- 石英の濁りし辺りを指で撫で安山岩を疑して笑む君 平成二十四年十月十八日 2 もっと見る
- 石ころを御守りに入れ産科行き安産願を安山岩とす 平成二十四年十月十八日 1 もっと見る
- この香り詠えずにいた秋重ね見上げるほどの丈になってた 平成二十四年十月十八日 4 金木犀さん抵抗し過ぎてごめんなさ... もっと見る
- 入れ歯抜き洗わんとする我に向き「私の頭蓋が抜けた」というひと 平成二十四年十月十八日 2 もっと見る
- 風薫るキンもクセイにそういえば猿のはクセイ他人の木星 平成二十四年十月十八日 1 もっと見る
- 葉脈の浮かぶ枯れ葉に指触れて今日は死ぬには良い日とぽつり 平成二十四年十月十七日 10 もっと見る
- オレンジのエプロンを買う俺があるやっぱ仕事着は凝らなきゃなぁ 平成二十四年十月十七日 1 もっと見る
- 見舞いくる人等の服で秋を知る今日はエプロン草色にしよう 平成二十四年十月十七日 5 もっと見る
- 骨盤の褥創跡を気遣いつパットを変えて声なき笑み交わす 平成二十四年十月十七日 1 もっと見る
- 「ああ」と「ええ」二人の会話成立す愛もそろそろ発酵したり 平成二十四年十月十六日 2 もっと見る
- 滴りて君に血を継ぐもの託す蟷螂のごと喰ってしまいな 平成二十四年十月十六日 2 もっと見る
